非線形スタディでの拘束の解放

非線形解析中に固定自由度を解放できます。

非線形スタディで拘束を解放するには:

  1. 非線形解析スタディを作成します。
  2. 拘束(Fixture) PropertyManager で:
    1. 詳細設定(Advanced)で参照ジオメトリ使用(Use Reference Geometry)を選択します。
    2. 拘束のための面、エッジ、頂点(Faces、Edges、Vertices for Fixture) で、自由度を解放するジオメトリ エンティティを選択します。
    3. 解放する適切な平行移動または回転のフィールドに、ゼロ以外の値を入力します。
      たとえば、参照面の第二方向(Along Plane Dir 2) に対して、0.1 mm と入力します。
    4. 時刻歴による遷移状況(Variation with Time)で、カーブ(Curve) > 編集(Edit)を選択します。
    5. カーブ データ(Curve data)X 列に、解析中の拘束状態の変化(解放または固定)を定義する時間データ点を入力します。
    6. Y 列で:
      • 選択した自由度を解放する時間ステップに対して、下矢印をクリックし、オフ(Off)を選択します。ステップ 2c で選択した自由度が、これらの時間ステップで解放(自由に移動可能に)されます。
      • 固定自由度を活動化する時間ステップには、0 を入力します。ステップ 2c で選択した自由度が、これらの時間ステップで固定されます。

      0 以外で 1E8 より小さい値を入力した場合は、この値がステップ 2c で入力した数値の乗数になります。選択したジオメトリ エンティティに、適切な強制変位または回転が適用されます。

    7. OK をクリックして、時間カーブ(Time curve)ダイアログ ボックスを閉じます。
    8. 拘束(Fixture) PropertyManager を閉じます。