Pack and Go ダイアログ ボックス(Pack and Go Dialog Box)

Pack and Go ダイアログ ボックスはフォルダの中にセーブするか、あるいはファイルを圧縮するために関連したファイルをリストします。

Pack and Go にアクセスするには:

  • SOLIDWORKS で、ファイル(File) > Pack and Go をクリックします。
  • Windows 10 のファイル エクスプローラまたは SOLIDWORKS タスク パネルのファイル エクスプローラ(File Explorer)で、SOLIDWORKS ドキュメントを右クリックし、SOLIDWORKS > Pack and Go をクリックします。
  • Windows 11 のファイル エクスプローラで、SOLIDWORKS ファイルを右クリックし、他のオプションを表示(Show More Options) > SOLIDWORKS > Pack and Goをクリックします。

リスト表示(List)

すべての関連ファイルをリスト表示します。アセンブリ、部品、図面、他のタイプのファイルと全体のファイルの数はリストの下に表示されます。保存されたフォルダ、あるいは圧縮ファイルにファイルを含めるか、チェックボックスを選択するか、または選択解除してください。

コラムを隠すには、コラムヘッダーを右クリックし、項目を隠す(Hide Column)を選択してください。

保存するファイルの名称を変更するには、保存先のファイル名(Save to Name)コラムのファイルをダブルクリックしてください。ファイル名の拡張子はソースファイルの拡張子とマッチしなければなりません。

選択/置き換え

コラムを検索して、そしてアイテムを選択するか、あるいは選択解除するか、あるいはテキストを置き換えるために選択/置き換え(Select/Replace) をクリックしてください。

オプション(Options)

図面を含む 関連付けられた図面を、モデルと同一フォルダから、またはシステム オプション(System Options)ダイアログ ボックスのファイルの検索(File Locations)から、指定した検索パス(Search Paths)に追加します。サブフォルダから関連付けられた図面を追加するには、 ファイルの検索(File Locations)をクリックし、サブフォルダを含む(Include subfolders)を選択します。
Simulation の結果も含める モデルと関連した SOLIDWORKS Simulation レポートを追加します。必ずしもモデルと同じフォルダではありません。
Toolbox 構成部品を含める (Include Toolbox components) 参照される Toolbox 構成部品を追加します。
ユーザー定義のデカル、外観、シーンを含む(Include custom decals, appearances and scenes) ユーザー定義のデカル、外観、シーンを追加します。モデルと同じフォルダである必要はありません。 これらを含めることで、ターゲット システムでモデルが正常にレンダリングされます。
デフォルトのデカル、外観、シーンを含む(Include default decals, appearances and scenes) モデルが参照する、システムで指定されたデカル、外観、シーンを追加します。ターゲット システムにデフォルトのファイルがない場合は、これらを含めることでモデルが正常にレンダリングされます。
ファイルの検索(File Locations) 検索オプションが追加され、見つからない参照ドキュメントを探す場所をさらに制御できます。
フォルダ構成の表示またはフォルダ構成の非表示 それらの親/子関係に基づいてファイル名を字下げして書くか、あるいはすべての名前を左端マージンに置きます。
フォルダ構造を維持するためにフォルダ構成の表示 (Nested view) 選択してください。フォルダ構成の非表示を選択した場合は、モデルとその関連ファイルすべてが 1 つのフォルダの中に保存されます。
この PC に保存(Save to this PC) パスとフォルダ名を指定してください。
3DDrive にアップロード(Upload to 3DDrive) 参照(Browse)を選択してクリックし、フォルダを選択(Select Folder)ダイアログ ボックスを開きます。ファイルを共有する 3DDrive フォルダを選択し、OK をクリックしてファイルをアップロードします。
zip ファイルとして保存(Save as zip file) ファイルを zip ファイルにパッケージ化します。選択内容に応じて、zip 圧縮されたパッケージへのパスが、この PC に保存(Save to this PC)または 3DDrive にアップロード(Upload to 3DDrive)に表示されます。
プレフィックス追加 (Add prefix) または サフィックス追加 (Add suffix) すべてのファイル名に、指定したプレフィックスまたはサフィックスを追加します。
単一フォルダに平坦化 特定の指定先フォルダのトップレベルにすべてのファイルを保存するために選択します。
最小限のフォルダに平坦化(Flatten to minimal folders) 空のフォルダを除去して、指定先フォルダの最小限のフォルダ構造を維持するときは選択します。
全フォルダ構造を維持(Keep full folder structure) 指定先フォルダで、サブフォルダとして現在のファイルの全フォルダ構造全体を維持するときは選択します。
作成後に電子メールで送信(Email after packaging) 保存先 Zip ファイル(Save to zip file)を選択した場合に、使用可能です。保存をクリックすると、zip ファイルが添付された電子メール メッセージが自動で開くので、アドレスを入力して送信することができます。
抑制された構成部品を含む(Include suppressed components)
このオプションは、SOLIDWORKS のファイル(File)メニューから Pack and Go を起動した場合にのみ利用できます。

このオプションにより、アセンブリの簡易コピーを、解析、レンダリング、その他の目的で簡単にパッケージ化し、共有したくない専用構成部品を除外できます。

抑制された構成部品は、[抑制(Suppressed)] 表記付きでグリッドに表示されます。抑制された構成部品を含む(Include suppressed components) を選択解除し、これらをグリッドおよび Pack and Go ファイルまたはフォルダから削除します。抑制された構成部品は、パッケージ化されたアセンブリの FeatureManager に引き続き表示されますが、それに対応するファイルは除外されます。

また、アクティブなコンフィギュレーションで抑制されたあらゆる構成部品を、それらの構成部品に関連付けられているデカル、図面、およびシミュレーション結果とともに含めるまたは除外することができます。

新規ファイル名

3DEXPERIENCE Platform に保存されているファイルをパッケージ化する場合は、次のオプションを選択してファイル名を変更できます。

タイトルをファイル名として使用 パッケージ内のファイル名は、ファイルのタイトルに基づきます。
名前をファイル名として使用 パッケージ内のファイル名は、ファイル名に基づきます。

Pack and Go で複数のファイルが同じ タイトル(Title)を参照していることが検出された場合、ファイルを保存する前に各ファイルに固有のファイル名を指定する必要があります。重複するファイル名は、新しいファイル名(New Filename)列に赤で強調表示されます。各ファイル名をダブルクリックし、選択/置換(Select/Replace)ダイアログ ボックスで一意のファイル名を入力します。

自動名称の詳細については、Dassault Systèmes ユーザー補助の3DEXPERIENCE Platform の設定を参照してください。Dassault Systèmes ユーザー補助へのアクセスには、3DEXPERIENCE の資格情報が必要です。