分割 (Split PropertyManage) PropertyManager およびボディ保存 (Save Bodies PropertyManager) PropertyManager

分割 (Split) PropertyManager を使用して、部品を複数のボディに分割します。 部品を分割したときに新しいボディを分割 PropertyManager を使用して保存するか、分割を完了した後、ボディ保存 (Save Bodies) PropertyManager を使用して保存できます。

分割 (Split) PropertyManager

1 つの部品をマルチボディに分割するために分割(Split) PropertyManager を使用するには:

  1. 部品内で、部品をボディにカットするために使用されるスケッチを作成します。
  2. 部品分割(Split)(フィーチャー ツールバー)をクリックするか、挿入(Insert) > フィーチャー(Features) > 部品分割(Split)をクリックします。
トリム ツール
トリム サーフェス マルチボディーに部品をトリムするために使うエンティティを選択してください。
  • 参照平面(平面は、全方向に無限に延長します)
   
  • モデルの平坦な面(面は、無限に全方向に延長します)
   
元の部品 変更した元の部品 新規部品(New Part)
   
  • スケッチ(スケッチは、両方向に全貫通します)
   
元の部品 変更した元の部品 新規部品(New Part)
   
  • 参照サーフェスと平坦でないモデル面 (これらは境界を越えて延長されません。参照サーフェス上、または平坦でないモデル面上の内部の穴は部品が分割される際には閉じています。)
   
元の部品 新規部品
  部品のカット トリム ツール ジオメトリを使用して部品をマルチボディにカットします。 分割ラインが部品上に表示され、分割により形成される異なるボディを表します。

(単一ボディ部品で表示されます)

グラフィック領域に 10 個のボディまで、吹き出しボックスに表示されます。部品のすべての吹き出しボックスをスクロールするには、次の10個(Next 10)、または前の10個(Previous 10)をクリックします。

ターゲット ボディ

マルチボディ部品で使用できます。
  すべてのボディ 全方向に無限に延長したときに トリム サーフェス (Trimming Surfaces) が交差するすべてのボディをトリムします。
  選択ボディ 選択したボディのみトリムします。
分割するソリッドまたはサーフェス (Solids or Surfaces to Split) 分割するソリッドまたはサーフェスを設定します。

サーフェスを分割するには、グラフィック領域でサーフェスを選択するか、FeatureManager デザイン ツリーでサーフェス ボディ(Surface Bodies) フォルダを選択します。

  カット ボディ (Cut Bodies) 選択した部品をトリム ツール ジオメトリを使用してマルチボディにカットします。 分割ラインが部品上に表示され、分割によって複数のボディが形成されたことを示します。

作成されるボディ(Resulting Bodies)

部品をカット(Cut Part)またはカット ボディ(Cut Bodies)のクリック後に、部品の分割ボディをリストします。

すべて選択(Select All)
このオプションのチェックボックスでは、別々の分割ボディの作成または非作成のみを制御します。分割ボディを元のファイルに保存するか、外部ファイルとして保存するかは制御しません。
保存するすべてのボディの選択を切り替えます。個々のボディを選択して保存することもできます。ボディのチェックボックスを選択し、ボディにタイトルを指定しない場合、ボディは元のファイルだけに保存されます。

分割ボディを外部ファイルとして作成するには、ボディのチェック ボックスを選択し、タイトル(Title)で、タイトルを手動で入力するか、タイトルを自動割り当て(Auto-assign Titles)をクリックします。

タイトルの自動割り当て(Auto-assign Titles)によってボディに Body< n >.SLDPRT の名前が付けられ、PropertyManager で をクリックすると保存されます。
  タイトル(Title) 分割ボディの名前をコントロールします。カットボディ(Cut Bodies)をクリックすると、ボディは 結果ボディ(Resulting Bodies)の下に表示されます。タイトル(Title)の下のボディ名をダブルクリックし、ダイアログ ボックスに新しい部品の名前を入力し、保存(Save)をクリックします。新しい *.SLDPRT 部品名はタイトル(Title)の下の吹き出しの中に表示されます。
タイトル(Title)を指定しないボディは、元の部品に残ります。
また、ボディ保存(Save Bodies)PropertyManager を使用して、マルチボディ部品からボディを保存することができます。
 
保存した後に部品分割のチェックボックス を選択解除するとその部品はもはや別のエンティティとして保存されなくなります。元の部品とともに残ります。
  カットボディを吸収 部品からボディを削除します。 吸収ボディは FeatureManager デザイン ツリーの ソリッド ボディには表示されません。
  表示プロパティ継続 部品が保存される際に作成されるボディに適用された外観を保持します。
  原点の位置(Origin location) 分割したボディの原点を選択した頂点に配置します。
  ユーザー定義プロパティを新しい部品にコピー(O) ソリッド ボディのユーザー定義プロパティを、作成する新しい部品にコピーします。
  ユーザー定義プロパティを新しい部品にコピー(Copy cut list properties to new parts) 鋼材レイアウトのカット リスト プロパティを、溶接部品の分割時に作成されるボディにコピーします。

ファイル プロパティ

カット リスト プロパティを、参照部品のファイル プロパティに変換します。

ユーザー定義プロパティを新しい部品にコピー (Copy custom properties to new parts) が選択解除されている場合のみ使用できます。

カット リスト プロパティ(Cut List Properties)

カット リスト プロパティを、新しい部品のカット プロパティに変換します。

テンプレート設定

ツール (Tools) > オプション (Options) > システム オプション (System Options) > ファイルの検索 (File Locations)をクリックして、デフォルト テンプレートを上書きできます。

デフォルト テンプレート設定を上書き 代替テンプレートの使用を指定します。選択したテンプレートは、現在の分割 またはボディ保存操作中に、すべての新しい部品ファイルまたはアセンブリ ファイルに適用されます。
部品テンプレート 選択した部品テンプレートをリスト表示します。 参照(Browse)(...)をクリックして別のテンプレートを参照します。

ボディ保存 (Save Bodies) PropertyManager

ボディ保存(Save Bodies) PropertyManager を使用して部品が分割された後にボディを部品として保存するには:

  • 挿入(Insert) > フィーチャー(Features) > ボディ保存(Save Bodies)をクリックします。
作成される部品(Resulting Parts)
すべて選択(Select All)

保存するすべての部品の選択を切り替えます。個々の部品を選択して保存することもできます。

タイトルの自動割り当て(Auto-assign Titles)をクリックして部品名を自動的に生成することもできます。
  タイトル(Title) PropertyManager で をクリックすると、外部部品として保存されているボディにタイトルが割り当てられます。手動でタイトルを割り当てるか、タイトルの自動割り当て(Auto-assign Titles) をクリックします。
  カットボディを吸収 部品からボディを削除します。 吸収ボディは FeatureManager デザイン ツリーの ソリッド ボディ(Solid Bodies)には表示されません。
  表示プロパティ継続 部品が保存された際に作成されたボディに適用された外観を保持します。
  原点の位置(Origin location) 分割したボディの原点を選択した頂点に配置します。

アセンブリ作成(Create Assembly)

  アセンブリ パスおよび名前は、アセンブリの場所を参照した後で表示されます。
参照 アセンブリのパスと名前を指定できます。
結果の部品を類似のボディまたはカットリストから参照 (Derive resulting parts from similar bodies or cut list) 溶接鋼材レイアウトなどの同一ボディは、単一部品として保存されます。

アセンブリは、部品の複数のインスタンスを使用して作成されます。

ボディは、このようにインスタンス化される同一の材料特性を持つ必要があります。

テンプレート設定

ツール(Tools) > オプション(Options) > システム オプション(System Options) > ファイルの検索(File Locations)をクリックして、デフォルト テンプレートを上書きできます。

デフォルト テンプレート設定を上書き 代替テンプレートの使用を指定します。 選択したテンプレートは、現在の分割 (Split) またはボディ保存 (Save Bodies)操作中に作成するすべての新しい部品ファイルまたはアセンブリ ファイルに適用されます。
部品テンプレート 選択した部品テンプレートをリスト表示します。 参照(Browse)(...)をクリックして別のテンプレートを参照します。
アセンブリ テンプレート (Assembly template) 選択したアセンブリ テンプレートをリスト表示します。 参照(Browse)(...)をクリックして別のテンプレートを参照します。