スマート ファスナーProperty Manager（SmartFasteners Property Manager）

アセンブリにファスナーと関連するハードウェアを挿入するには、スマートファスナー PropertyManager を使用します。 スマートファスナー は Toolbox ライブラリからの完全にパラメトリックな SOLIDWORKS 部品です。

この PropertyManager を開くは、次の 1 つを行います:

  • 新しいスマート ファスナーをアセンブリに追加します。 スマート ファスナー （アセンブリ ツールバー）をクリックするか、挿入（Insert） > スマート ファスナー（Smart Fasteners） をクリックします。
  • 既存のスマート ファスナーを編集します。 FeatureManager デザイン ツリーで スマート ファスナー （Smart Fastener）を右クリックし、スマートファスナーの編集 （Edit Smart Fastener）を選択します。

選択アイテム

全て満たす(P) アセンブリのすべての穴にファスナーを追加します。
追加（Add) 選択した穴にファスナーを追加します。 穴、面、または構成部品を選択することができます。 面を選択すると、スマート ファスナー はそのサーフェスを通過するすべての使用可能な穴を探します。 構成部品を選択すると、スマート ファスナー はこの構成部品にあるすべての使用可能な穴を探します。

全て満たす または 追加 をクリックすると、新しいファスナーがアセンブリに追加されます。 通し穴の新しいファスナーの長さは、国際規格（national standard）の最も短いファスナーの次に短くなります。 穴が一番長いファスナーの長さより深い場合は、より長いファスナーが使用されます。

  • 穴ウィザード 穴の場合、ファスナー タイプは穴タイプに一致し、直径は適切なサイズになります。
  • 単一穴 または円筒形カットでは、デフォルトのファスナー タイプを指定できます。 ファスナーの直径は国際規格（national standard）サイズの最も小さい直径の次に小さくなります。

結果

追加または編集するファスナーのグループをリスト表示します。以下の連続の構成部品(Series Components)と プロパティ(Properties) でファスナータイプとプロパティを変更するためにグループを選択します。

グループの編集(E) ファスナーツリーを表示します。 次を行うことができます:
  • それぞれのグループに属する穴と穴シリーズを表示するために、ツリーを展開します。
  • 一つを同じグループ(Group)のもう一つにドラッグして、2つのシリーズ(Series) を結合します。
  • 穴を他の異なるグループ (Group) へドラッグしてシリーズを分割します。
  • シリーズ を右クリックして選択します:
    ファスナータイプの変更  
    削除(&D)  
    Flip （通し穴のみ利用可能。） ファスナーの頭をジョイントの反対側に反転します。
    プロパティ PropertyManagerの下部にファスナープロパティを表示します。
ファスナー編集 ファスナーのグループのリストに戻ります。

連続の構成部品

結果 リストで選択したアイテムのファスナー タイプを表示します。

ファスナー ファスナーの種類を変更するか、デフォルトのファスナーを使用する場合には、右クリックします。
  穴直径の自動サイズ 穴直径が変更した場合に部品の大きさを自動更新します。 このオプションを使用すると、ファスナーとそれに関連する合致は、FeatureManager デザイン ツリーで稲妻印とともに表示されます。 例: ファスナー と同心円合致。
  長さの自動更新 座金やナットなどのスタック ハードウェアを追加すると、ボルトやねじの長さが自動的に更新されます。 このオプションを使用すると、ファスナーとそれに関連する合致は、FeatureManager デザイン ツリーで稲妻印とともに表示されます。 例: ファスナー と同心円合致。
上のスタック ファスナーの頭部の下で使用するために選択する座金をリストします。 上のスタックに追加（Add to Top Stack）をクリックして上のスタックに追加するハードウェアを選択します。
下のスタック （通し穴のみ利用可能。） ファスナーの終了点で使用するために選択する座金とナットをリストします。 下のスタックに追加（Add to Bottom Stack）をクリックして下のスタックに追加するハードウェアを選択します。

プロパティ（Properties）

連続の構成部品 で選択した製品のプロパティを表示します。 利用できるプロパティは部品の種類によって変わります。 サイズ、長さといったプロパティを編集できます。