部品とアセンブリのドキュメントの再構築エラーや警告を表示できます。 警告が起きて、しかもエラーがないとき、モデル ジオメトリが作成されます。
一般的な再構築エラーは以下のとおりです:
- 拘束先が不明な寸法や幾何拘束。存在しないエンティティを使用して定義された寸法や拘束関係。
- 半径値が大きすぎるフィレットなど再構築不可能なフィーチャー。
再構築エラーや警告は、FeatureManager デザイン ツリー、階層リンク、グラフィックス領域に表示されるアイコンで識別できます。
アイコン |
説明 |
|
モデルにエラーがあることを示します。このアイコンは、FeatureManager デザイン ツリーの最上位に位置するドキュメント名、および、エラーを含むフィーチャーに対して表示されます。部品またはフィーチャーのテキストは、赤で表示されます。 |
|
フィーチャーにエラーがあることを示します。このアイコンは、FeatureManager デザイン ツリーのフィーチャー名に対して表示されます。フィーチャーのテキストは、赤で表示されます。 |
|
ノードの下に警告を示します。このアイコンは、FeatureManager デザイン ツリーの最上位に位置するドキュメント名、および、エラーを含む子フィーチャーを持つ親フィーチャーに対して表示されます。フィーチャーのテキストは、緑で表示されます。 |
|
フィーチャーまたはスケッチに警告があることを示します。このアイコンは、FeatureManagerデザイン ツリーで警告元となる特定のフィーチャーに対して表示されます。フィーチャーまたはスケッチのテキストは、緑で表示されます。 |
ドキュメントやフィーチャーに、エラーと警告の両方がある場合は、
アイコンが表示されます。
状況に対応する
エラー内容(What's Wrong)ボックスを表示するには、FeatureManager デザイン ツリー、階層リンク、グラフィックス領域でエラーか警告を選択します。 ボックスには問題が記述され、訂正方法が提案されます。
フィーチャー編集(Edit Feature)
または
スケッチ編集(Edit Sketch)
へのリンクが表示されます。 状況に応じて、
プレビュー(Preview)
と
ヘルプ(Help)
へのリンクも表示されることがあります。
すべてのエラーと警告のリストを表示するには、FeatureManager デザイン ツリーのトップ ノードをクリックします。 リストのアイテムをクリックし、FeatureManager デザイン ツリーのアイテムを選択します。
FeatureManager デザイン ツリー、階層リンク、グラフィックス領域で状況に対応するエラー内容(What's Wrong)ボックスは、部品とアセンブリ モデルのみで使用できます。 その他すべての種類のドキュメントでは、エラー内容(What's Wrong)ダイアログ ボックスのみが表示されます。
エラー内容(What's Wrong)ダイアログ ボックスを使って、エラーまたは警告を調べるには:
スケッチ、フィーチャー、部品、またはアセンブリの名前を右クリックし、エラー内容(What's Wrong)をクリックします。
ダイアログ ボックスの列には、次の情報が含まれます。
タイプ(Type)
|
エラー または 警告 。 |
フィーチャー
|
FeatureManager デザイン ツリー上のフィーチャーの名前とそのアイコン。 |
プレビュー
|
コラムにプレビューアイコン が表示されたら、アイコンをクリックしてグラフィックス領域で対応するフィーチャーをハイライト表示します。 |
ヘルプ
|
コラムにヘルプアイコン が表示されたら、アイコンをクリックしてヘルプ トピックにアクセスすることによりエラーやフィーチャーに関する詳細情報を参照できます。 |
説明
|
エラーまたは警告の説明。 |
メッセージを並び変えるには、列のヘッダーをクリックします。
ダイアログ ボックスには次のチェック ボックスが含まれています:
エラーの表示(E)
|
エラー メッセージを表示します。 |
警告の表示(W)
|
警告メッセージを表示します。 |
再構築中に""エラー内容""を表示 (Display What's Wrong during rebuild)
|
モデルを再構築するたびに自動的にエラーを表示します。 このオプションは現在の SOLIDWORKS セッションにのみ影響します。 |