外部参照オプション(External References Options)

外部参照を持つ部品ファイル、アセンブリ ファイル、図面ファイルを開くオプションや管理するオプションを指定できます。

このダイアログ ボックスを開くには:

オプション またはツール > オプションをクリックし、外部参照 をクリックします。

リセット すべてのシステムオプションあるいはこのページのオプションを購入時のデフォルト設定に戻します。
参照されているドキュメントを読み取り専用で開く(Open referenced documents with read-only access) オンに設定すると、すべての参照ドキュメントはデフォルトで、読み取り専用で開くように指定されます。
仮想構成部品には適用されません。
読み取り専用で開いた参照ドキュメントは保存しない(修正破棄) 親ドキュメントを保存または閉じるとき、読み取り専用の参照ドキュメントを保存するプロンプトが表示されないように指定します。
異なるアセンブリにある同じ部品のアセンブリでの編集を可能にする(Allow multiple contexts for parts when editing in assembly) 複数のアセンブリ コンテキストから 1 つの部品への外部参照を作成できます。 しかし、アセンブリにある各フィーチャーやスケッチには1つの外部参照のみを指定することができます。
参照先ドキュメントの読み込み(Load referenced documents) 外部参照を持つドキュメントを開く際、参照ドキュメントを読み込むかどうかを指定します。

プロンプト

外部参照をもつドキュメントを開く際、外部参照ドキュメントの読み込みに関して確認されます。

All

すべての外部参照ドキュメントを読み込みます。

なし(None)

外部参照ドキュメントを読み込みません。外部参照がある場合、外部参照ドキュメントを開くまで参照関係の外にあるとみなされます。

変更したファイルのみ

最後に元のドキュメントを開いてから、変更された外部参照ドキュメントのみ読み込みます。

変更したファイルのみ(アセンブリを含む)

前回元のドキュメントを開いてから変更された外部参照ドキュメントと参照アセンブリを読み込みます。

すべて(All)なし(None)変更したファイルのみ(Changed Only)、または変更したファイルのみ(アセンブリを含む)(Changed Only (incl. assemblies))を選択すると、閉じられたメッセージ リストにメッセージが追加されます。

閉じられたメッセージを表示するには、 ツール(Tools) > オプション(Options) をクリックし、メッセージ/エラー/警告(Messages/Errors/Warnings)閉じられたメッセージ(Dismissed messages)をクリックします。次のメッセージが表示されます: この部品の一つ、または複数のフィーチャーは他のドキュメントを元にしています。それらの...(One or more features in this part are based on other documents.If those...)

メッセージをチェックして再表示した場合、参照先ドキュメントの読み込み(Load referenced documents)プロンプト(Prompt)に変更されます。変更を確認するには、システム オプションを再度開く必要があります。

ドキュメントをメモリのみにロード 参照ドキュメントを個々のウィンドウで開くのではなく、メモリのみに読み込みます。参照ドキュメントのウィンドウを開くことなく、参照を最新の状態に保つことができます。このオプションは、外部参照を含む構成部品を多く含むアセンブリを開くときに使用してください。

参照先ドキュメントの読み込み(Load referenced documents)プロンプト(Prompt)すべて(All)または変更したファイルのみ(Changed Only)を選択したときのみ使用できます。

次の場所で外部参照を検索

ファイルの検索で指定されている参照ドキュメント システム オプション(System Options) > ファイル保存場所(File Locations)で指定された参照ドキュメント(Referenced Documents)フォルダで、見つからない参照ドキュメントを検索します。
それ以外の場合は、標準の再帰的検索ルーチンが使用されます。
サブフォルダも含める(Include sub-folders) 参照ドキュメント(Referenced Documents)フォルダのサブフォルダ内を検索します。
アクティブなフォルダと最近の保存場所を除外(Exclude active folders and recent save locations) ソフトウェアが、開いているフォルダと最近アイテムを保存したフォルダを検索しないようにします。
参照ドキュメントに移動 システムオプション(System Options) - ファイル保存場所(File Locations)ダイアログ ボックスを開きます。
リンクされている設計テーブルが更新が必要な場合の更新方法(Update out-of-date linked design tables to) モデルと設計テーブルのいずれかが更新されていない場合、リンクされている値やパラメータをどのように扱うかを指定します。

プロンプト

設計テーブルとモデルの間の値の更新について確認します。

モデル

設計テーブルをモデルの値で更新します。

Excelファイルに合わせる

モデルを設計テーブルの値で更新します。

モデル(Model)またはExcel ファイル(Excel File)を選択すると、閉じられたメッセージ リストにメッセージが追加されます。

閉じられたメッセージを表示するには、 ツール(Tools) > オプション(Options) をクリックし、メッセージ/エラー/警告(Messages/Errors/Warnings)をクリックします。閉じられたメッセージ(Dismissed messages)に、外部リンクされた設計テーブルがドキュメントに含まれ、その設計テーブルが変更されたというメッセージが表示されます。

メッセージを再表示するためにチェックした場合、リンクされている設計テーブルが更新が必要な場合の更新方法(Update out-of-date linked design tables to)プロンプト(Prompt)に変更されます。変更を確認するには、システム オプションを再度開く必要があります。

アセンブリ(Assemblies)

参照ジオメトリ名の自動生成(Automatically generate names for referenced geometry)

部品を合致するときサーフェス ID を自動的に作成します。通常は部品に対する書き込みアクセス権限が必要になります。 同じサーフェス ID を使用して構成部品を置換するとき、このオプションを使用します。使用する部品に対する書き込みアクセス権限が必要であることに注意してください。 元の部品のエッジおよび面の名前に一致させるように、置き換え構成部品の対応するエッジと面の名前を変更できます。 リンクされている設計テーブルが更新が必要な場合の更新方法(Update out-of-date linked design tables to)

置き換え構成部品を使用する以外は、このオプションを(特に複数のユーザー環境においては)オフのままにしてください。

このオプションをオフにすると、読み取り専用アクセス権がある部品に合致させることができます(部品の内部フェース ID を使用するからです)。

ドキュメントを置き換える際に構成部品名を更新(Update component names when documents are replaced) このオプションをオフに設定するのは、構成部品プロパティ (Component Properties)ダイアログ ボックスを使用して FeatureManager デザイン ツリーで割り当てる構成部品名が、その構成部品のファイル名と異なる場合だけにしてください。

構成部品ファイルを置き換えると、代替名が FeatureManager 表示ツリーに表示されます。

このオプションは、3DEXPERIENCE アドインでは使用できません。

モデルの外部参照の作成を許可 外部参照をアセンブリの関連において設計するとき作成できるようにします。
参照構成部品のタイプ

任意の構成部品

任意の構成部品への外部参照を作成します。

エンベロープの構成部品のみ

エンベロープの構成部品のみへの外部参照を作成します。

対象範囲

トップ レベル アセンブリ

トップレベル アセンブリの構成部品への外部参照を作成します。

同じサブアセンブリ

同じサブアセンブリの構成部品のみへの外部参照を作成します。

フィーチャー ツリーで破損した外部参照に "x" を表示 FeatureManager デザイン ツリーで、外部参照が破損しているアイテムにはインジケータ(x)でフラグが付けられます。
参照ドキュメントを強制的に現在のメジャー バージョンに保存 アセンブリと図面では、モデルとすべての参照を現行バージョンの SOLIDWORKS で保存します。

このオプションをオフにすると、変更されたドキュメントだけが現行バージョンに保存されます。