アセンブリでは、構成部品に影響を与えるフィーチャーを作成できます。
フィーチャーに影響される構成部品は、作業のスコープを指定して決めます。フィーチャーがアセンブリ ファイルにのみ存在するか、部品ファイルに継続するかを指定できます。部品のフィーチャーのパターンを作成するのと同様にアセンブリ フィーチャーのパターンを作成できます。
アセンブリ フィーチャーは、製造で構成部品が組み立てられた後にそのフィーチャーが作成され、それが複数の構成部品に影響を与える場合に使用されます。 たとえば、などのアセンブリ フィーチャーは、アセンブリ後の材料除去操作を表す必要がある場合に使用します。
アセンブリの単一構成部品にフィーチャーを追加する場合は、アセンブリより部品でフィーチャーを作成することを推奨します。 これを行うには、次のいずれかを実行できます。
- 状況に応じて、部品を編集します。
- アセンブリ内でフィーチャーを作成し、PropertyManager でフィーチャーを部品へ継続（Propagate feature to parts）を選択することで、そのフィーチャーを部品に継続させます。
必要条件ではありませんが、アセンブリ フィーチャーを追加する前に構成部品の位置を完全に定義し、位置を固定しておくことを推奨します。 これによって、後で構成部品を移動したときに予期せぬ結果になるのを防ぐことができます。
アセンブリ フィーチャーは Toolbox 部品に反映できません。
アセンブリ フィーチャーとトップダウン設計
アセンブリ フィーチャーはトップダウン設計と関連していません。部品のジオメトリは（それらが部品ファイルと図面に存在する場合）、アセンブリでのジオメトリでは（レイアウト スケッチまたは他の部品を使って）定義されていません。外部参照は作成されません。
一般に、ベアリング、ギア、およびボルト穴を持っている構成部品のようなアセンブリ構成部品の穴が、アセンブリ前の部品で生産されます。 これらのケースで、部品ドキュメントの中で穴を作成します。 アセンブリジオメトリに基づいてそれらの穴の位置を定義したいなら、例えばレイアウトスケッチあるいは異なった部品のジオメトリを使います。それはトップダウン設計です。