デザイン スタディ評価

それぞれの変数に不連続な値を指定し、拘束としてセンサーを使用します。 ソフトウェアは値の様々な組み合わせによりスタディを実行し、それぞれの組み合わせに対する出力をレポートします。

このモジュールは設計のある特定のシナリオを評価して、最適化を行なわずにそれらの結果を表示します。 定義された変数に基づいて最高 4,096 の「what-if」シナリオを評価することができます。 拘束のためにシミュレーション センサーを定義する場合、シミュレーションはそれぞれのシナリオのセンサー値をトラッキングするために関連付けられたスタディを実行します。 たとえば、モデル寸法、平均要素サイズ、メッシュコントロールのようなメッシュを変更する変数を指定する場合、ソフトウェアはそれぞれのシナリオのためにモデルを再メッシュします。 評価デザイン スタディでは、静解析、非線形、固有値、座屈、落下試験、熱伝導スタディのために定義されたセンサーを使うことができます。

変数表示(Variable View) を使用して、定義済みの不連続変数のあらゆる可能な組み合わせに基づいてシナリオを自動的に定義します。 テーブル表示(Table View)タブを使用して、スタディの実行前に各シナリオをマニュアルで指定するか、または特定のシナリオを解除します。

次の項目を定義し、デザイン シナリオ モジュールを設定します:

  • 変数(Variables): パラメータを追加(Add Parameter)を選択し、セットアップ パラメータのリストを選択するか、新しいパラメータを定義します。 変数は、不連続値(Discrete Values)またはステップ範囲(Range with Step)として定義します。
    範囲(Range)を選択した場合、プログラムは最適化設計スタディを実行します。
  • 制約条件(Constraints): 定義済みのセンサーのリストを選択するか、または新規のセンサーを定義します。