DimXpert

DimXpert は、図面に寸法を適用し、マニュファクチャリング フィーチャー(パターン、スロット、ポケットなど)を完全に定義することにより、参照寸法を追加する処理を高速化します。

DimXpertツールは、寸法(Dimension)PropertyManagerからアクセスできます。寸法を付けるフィーチャーのエッジを選択すると、DimXpert は図面ビュー内にある関連するすべての寸法をフィーチャーに適用します。

DimXpert は 自動寸法 (Autodimension) とは異なります。何故なら DimXpert は:
  • パターン(インスタンス数の長さと曲の寸法)と皿穴を認識します。
  • 予測可能な結果を作成します。例えば、あなたが DimXpert でエッジを選択するとき、ただエッジによって表されるフィーチャーだけが寸法を付けられます。自動寸法を行うことで、あなたは幾つかのフィーチャーに望まない寸法を得るかもしれません。
DimXpert を穴パターンの寸法付けで使うとき、穴寸法テキストは、ベースのフィーチャーが変化するときパラメトリックに更新されないというメッセージを受け取るかもしれません。もし、穴パターンが、穴ウィザードの穴のパターンとして作られていなかったら、モデルへのどのような変更も穴寸法テキストを更新しません。

DimXpert を使用した寸法の適用

DimXpertを使用して寸法を適用するには:

  1. 図面で、スマート寸法 (Smart Dimension) Tool_Smart_Dimensions_Relations.gif をクリックするか、ツール (Tools) > 寸法 (Dimensions) > スマート (Smart) をクリックします。
  2. 援助寸法ツール PropertyManager の DimXpert で、 をクリックします。
  3. 寸法 PropertyManager でオプションを設定します。
  4. PropertyManagerで次を選択した場合:
    • 頂点/穴の中心指定(By vertex/hole center)、頂点を図面ビューで選択します。
    • 選択指定(By Selection)、XYの値のために、エッジを選択します。
    データム原点 datum_origin.gifを、頂点、穴の中心、または、選択指定 で選ばれたエッジの仮想線にドラッグすることができます。
    drawing_dimxpert_selections.gif
    頂点とマニュファクチャリング フィーチャー(穴のパターンの穴)
  5. グラフィックス領域で、寸法付けをするために、マニュファクチャリング フィーチャーを選択してください。
  6. 必要であるなら、他のマニュファクチャリング フィーチャーのためにステップ5を繰り返します。
  7. PM_OK.gif をクリックします。
    drawing_dimxpert_fourth.gif
    穴パターンと穴中心の両方は寸法付けされます。