シーンと照明は密接した関係にあります。
シーンの光源
SOLIDWORKS シーンの照明は、アンビエントおよび指向性光源によって行われます。 このシーン環境は、シーンを球状に取り囲む HDR(ハイ ダイナミック レンジ)イメージであり、現実的な光と反射を作り出します。
シーンの照明は、SOLIDWORKS OpenGL グラフィックスおよび RealView で表示できます。 光源の種類はアンビエント、点、スポット、指向性光源、および太陽光です。
新しいシーンを適用すると、アンビエント光源と指向性光源が自動的に SOLIDWORKS 照明で更新されます。 各点、スポット、指向性光源は SOLIDWORKS 照明(SOLIDWORKS Lights)
に表示されます。
照明の編集
点、スポット、および指向性光源と太陽光を、SOLIDWORKS 照明に追加できます。 照明を追加すると、SOLIDWORKS 照明ではデフォルトで、その照明がオンになります。
シーンの保存(Saving a Scene)
シーンを保存すると、適用されているすべての点、スポット、および指向性光源がシーンの一部として保存されます。 新しいシーンを適用すると、すべての照明が新しいシーンの照明に置き換えられます。 この設定は、シーン変更で照明保持(Keep light when scene changes)オプションを点、スポット、および指向性光源の PropertyManager で選択することで上書きできます。
デフォルトのシーンである3 ポイントあせた色(3 Point Faded)には、照明が関連付けられていません。 別のシーンを選択してからデフォルトのシーンを選択すると、前のシーンの照明がデフォルトのシーンに表示されます。
たとえば、デフォルトのシーンでは、照明(Lights)フォルダに 4 つの照明があります。 アンビエントのみ(Ambient Only)シーンを選択してから、3 ポイントあせた色(3 Point Faded)を選択します。 これで、照明(Lights)フォルダにはアンビエント照明のみが表示されます。