溶接スマート選択ツール(Smart Weld Selection Tool)

溶接スマート選択ツール により、溶接ビードを適用したい面を選択します。 このツールは 溶接ビード PropertyManager にあります。

すべての溶接ビードには溶接パスがあります。 溶接パスとはモデルの周囲を溶接ビードが沿う経路です。

溶接ビードを作成する場合、溶接ビードを適用する位置を指定するためには2つの方法があります:
  • マニュアルエッジか面を選択します。溶接パスの異なる新しい溶接ビードを作成するたびに、溶接ビード PropertyManagerで新規溶接パス(New Weld Path)をクリックする必要があります。
  • 溶接スマート選択ツール 。 溶接ビードを挿入したい面の上にポインタをドラッグします。 ソフトウェアが自動的に新しい溶接パスを作成します。
たとえば、次の溶接部品を見てみます:
4つの各支持梁とメインの梁の間に溶接ビードを作成します。
この場合4つの溶接パスを作成しなければなりません。

マニュアル選択

2つの面(または1つのエッジ)を選択し、溶接ビードを適用し、 新規溶接パス(New Weld Path)をクリックして新たな溶接パスを作成しなければなりません。新規溶接パスをクリックしないと、選択されたエッジは前に選択されたエッジと連続したチェーンを構成できないというメッセージが表示されます。つまり、これを選択することで不連続な溶接パスを作成します。

溶接スマート選択ツール(Smart Weld Selection Tool)

各面のペアの上にポインタをドラッグします。 ソフトウェアはパスが不連続であることを認識し、新しい溶接パスを自動的に作成します。

ビデオ: 溶接スマート選択ツール