ボディの分割と保存(Split and Save Bodies)

分割 フィーチャーを使用して、既存の部品から複数の部品を作成できます。 部品ファイルを別に作成し、新規部品からアセンブリを作成することができます。

1 つ以上のソリッドまたはサーフェス ボディを分割できます。 サーフェスを分割するには、トリム サーフェス(Trimming Surface)が分割するサーフェスの境界を超えている必要があります。
適用前
適用後

ボディを分割するには:

  1. 分割 (フィーチャー ツールバー)または 挿入 > フィーチャー > 分割 をクリックします。
  2. PropertyManager でオプションを設定します。
    グラフィック領域に 10 個のボディまで、吹き出しボックスに表示されます。部品のすべての吹き出しボックスをスクロールするには、次の10個(Next 10)、または前の10個(Previous 10)をクリックします。
  3. 作成されるボディ(Resulting Bodies)で、 の下にボディを保存するためにボディを選択します。または、名前自動指定(Auto-assign Names)をクリックします。
    保存されたボディのすべてがグラフィックス領域に現われて、そして ソリッドボディ の下の FeatureManager デザイン ツリーでリストされています。 ソフトウェアは自動的にすべてのボディに名前をつけます。 名前は変更できます。
  4. ファイル(File)の下のボディ名をダブルクリックし、ダイアログ ボックスに新しい部品の名前を入力して、保存(Save)をクリックします。
    新しい部品名が作成されるボディ (Resulting Bodies)リストならびにグラフィックス領域の吹き出しに表示されます。保存されないボディは分割されてなくて、オリジナルの部品のままです。
    保存した後に部品分割のチェックボックス を選択解除するとその部品はもはや別のエンティティとして保存されなくなります。元の部品とともに残ります。
  5. をクリックします。

分割部品の扱い

新規部品

新規の部品が作成され、親の部品への参照が含まれます。各新規部品には、ストック-<親の部品名> -n -> という単一フィーチャーが含まれます。指定したストック部品、分割フィーチャー、またはボディに参照部品を再適用できるようになりました。

元の部品のジオメトリを変更すると、新規の部品も変更されます。分割フィーチャー ジオメトリが変更されたとき、新しい参照部品は作成されません。ソフトウェアは、親子関係を維持して、既存の参照部品を更新します。

マルチボディ部品では、さまざまな分割部品は FeatureManager デザインツリーの ソリッド ボディ にリスト表示されます。

元の部品

元の部品には、元のフィーチャーすべてと分割(Split)とよばれる新規フィーチャーが含まれます。

カットボディを吸収結果として生じるボディ を選択した場合、グラフィックス領域に表示されるソリッド ボディは、元のソリッド ボディから新規の部品を差し引いたものになります。 元の部品のすべてのボディが分割ボディとして保存されている場合、ソリッド ボディは表示されません。 元のソリッド ボディを見るには、FeatureManagerデザイン ツリーでロールバック バーを分割フィーチャーの上に移動させるか、分割 フィーチャーを抑制します。

元の部品で分割フィーチャーを削除しても、新しい部品は残ります。しかし新規部品の 外部参照 が拘束先不明となります。

分割ボディの保存

ボディ保存 フィーチャーを使用してモデルを分割した後にソリッド ボディを保存することもできます。 これによって、分割部品のボディを別のフォルダに保存、または同じフォルダに違う名前で保存できます。 また、分割部品からアセンブリを作成することもできます。

マルチボディ部品からボディを保存するには:

  1. 挿入 > フィーチャー > ボディ保存 をクリックします。
  2. 保存するボディをグラフィックス領域で選択するか、(Resulting Parts)の で選択します。
    をクリックして、すべてのボディの選択を切り替えます。
    吹き出しにマルチボディ部品のデフォルトのパスのファイル名と場所が表示されます。
  3. 作成されるボディ(Resulting Parts)ファイル(File)の各ファイル名をダブルクリックし、指定保存(Save As)ダイアログ ボックスを開きます。 各部品に対し新しい保存場所をファイル名を指定できます。 名前自動指定(Auto-assign Names)をクリックして、すべてのボディの名前を選択できます。
  4. カットボディを吸収(Consume cut bodies)を選択して、カットリスト アイテムをマルチボディ部品から作成される部品にコピーします。
  5. アセンブリを作成するには、アセンブリ作成(Create Assembly)で参照(Browse)をクリックし、アセンブリを分割アセンブリタイプ (*.sldasm) として保存するフォルダーを選択して、ファイル名を入力します。
  6. マルチボディ部品が溶接の場合、またはパターン ボディなどの同一ボディの複数のインスタンスを含んでいる場合は、結果の部品を類似のボディまたはカットリストから参照 (Derive resulting parts from similar bodies or cut lists) をクリックします。
    溶接鋼材レイアウトなどの同一ボディは、単一部品として保存されます。 このパーツの複数のインスタンスを含むアセンブリが作成されます。
    ボディは、このようにインスタンス化される同一の材料特性を持つ必要があります。
  7. をクリックします。