この例は、同じ構成部品の幾何学的に異なるインスタンスをアセンブリ内に配置する様子を示します。
- 円筒形の部品を作成し、名前をtube(チューブ)にします。
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large および small という名前の 2 つのコンフィギュレーションを作成し、それぞれの円筒形の直径は、異なる値にします。
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pipes という名前のアセンブリを作成し、tube を pipes に挿入します。
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アセンブリ配管の 2 つのコンフィギュレーション(大と小)を作成します。 配管が大コンフィギュレーションの場合はチューブの大コンフィギュレーションを指定し、配管が小コンフィギュレーションの場合は、チューブの小コンフィギュレーションを指定します。
- (アセンブリ ツールバーの)新規部品(New Part)
をクリックするか、をクリックして plug(プラグ)という名前の部品をアセンブリの前後関係で作成します。 前後関係の構成部品名を変更するには、右クリックし、名称変更(Rename Part)を選択します。
- スケッチ平面として tube(チューブ)の終わりの面を選択します。

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面の外側のエッジを選択し、スケッチツール バーの エンティティの変換
をクリックするか、 をクリックします。
スケッチに、tube(チューブ)の外側の直径を参照する円が追加されます。
- スケッチを終了し、スケッチからボスを押し出します。

- (アセンブリ ツールバーの)構成部品編集
(Edit Component)をクリックして、アセンブリ編集モードに戻ります。
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plug を別ウィンドウで開きます。
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plug の 2 つのコンフィギュレーションを large および small という名前で作成します。
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pipes ドキュメント ウィンドウに戻り、small の pipes コンフィギュレーションをアクティブ化します。
- FeatureManager デザイン ツリーで plug(プラグ)構成部品を右クリックし、構成部品プロパティ(Component Properties) を選択します。
- ダイアログボックスの参照されたコンフィギュレーション(Referenced configuration)のセクションで小を選択します。次のプロパティを変更(Change properties in)が当コンフィギュレーション(This Configuration)に設定されていることを確認し、 OKをクリックします。
プラグ (従動部品)の small コンフィギュレーションの直径は、tube (駆動部品)の small コンフィギュレーションの直径を参照として定義されるようになりました。
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large の pipes コンフィギュレーションをアクティブ化し、large の plug コンフィギュレーションを使用してステップ 9 からステップ 10 を繰り返します。
駆動部品、従動部品、またサブアセンブリのコンフィギュレーションに同じ名前を指定することは必要条件ではありませんが、このように名前を指定すると、分かりやすくなるといえます。
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plumbing という別のアセンブリを作成し、pipes サブアセンブリの 2 つのインスタンスを挿入します。 pipes の 1 つのインスタンスを large コンフィギュレーションに設定し、他のインスタンスを small コンフィギュレーションに設定します。
ジオメトリの異なる2つのインスタンス(
plug)が、同じアセンブリに作成されました。