以前のリリースの Service Pack 5 を使用して SOLIDWORKS の部品およびアセンブリを開くことができます。
たとえば、 SOLIDWORKS 2023 Service Pack 5 では、 SOLIDWORKS 2024 のファイルを開くことができます。バージョン相互運用性は、連続したリリースの間のみでサポートされます。たとえば SOLIDWORKS 2024 のファイルを SOLIDWORKS 2022 Service Pack 5 で開くことはできません。
将来バージョン ファイルを以前のリリースで開くと、読み取り専用モードで表示され、使用できる機能が減ります。 FeatureManager デザイン ツリーに含まれるデータは制限されます。
FeatureManager デザイン ツリーのデータが必要なアクションは、以前のリリースの Service Pack 5 で開いた将来のバージョンのファイルでは実行できません。ただし、SOLIDWORKS の次のバージョンにアップグレードした後は、FeatureManager デザイン ツリーのすべてのデータを利用できます。
SOLIDWORKS の部品またはアセンブリを以前のリリースの Service Pack 5 で開くと、次のことを実行できます。
- コンフィギュレーションを表示する。
- 測定ツールを使用する。
- 質量特性およびユーザー定義プロパティを表示する。
- 材料を表示する。
将来のバージョンの SOLIDWORKS の部品またはアセンブリを、以前のリリースの Service Pack 5 で編集することはできません。 将来のバージョンの部品およびアセンブリを、以前のリリースの Service Pack 5 の図面およびアセンブリで使用することはできます。
将来のバージョンのファイルをアセンブリに構成部品として追加する
現行リリースの SOLIDWORKS ソフトウェアに含まれる部品やアセンブリを、旧リリースの Service Pack 5 のアセンブリの構成部品として使用できます。
相互運用性は、連続したリリースの間のみでサポートされます。
旧リリースの Service Pack 5 のアセンブリでは、次のことを実行できます。
- 将来バージョンの SOLIDWORKS の構成部品またはアセンブリを、他の構成部品に合致させる。
- 将来バージョンおよび現在バージョンの構成部品を含む部品表を追加する。
- 将来バージョンの構成部品を抑制および抑制解除する。
- 将来バージョンと現在バージョンの構成部品を含むアセンブリの図面を作成する。
- 将来バージョンと現在バージョンの構成部品を合致させるときに、干渉認識を使用する。
- 将来バージョンの構成部品をミラー化およびパターン化する。
- 将来バージョンの部品またはサブアセンブリのデフォルトの平面および原点を表示および参照する。
マルチコンフィギュレーション モデルでは、以前のリリースでアクセスするコンフィギュレーションそれぞれについて、新しいリリースにコンフィギュレーション データを最初に生成および保存する必要があります。