ライブラリ フィーチャーを持つ参照および寸法 (References and Dimensions with Library Features)

ライブラリ フィーチャーとして保存された部品を開くと、SOLIDWORKS アプリケーションは FeatureManager デザイン ツリーのライブラリ フィーチャーの下に [参照（References）] フォルダおよび [寸法（Dimensions）] フォルダを追加します。

[参照 (References)] フォルダーでは、ライブラリ フィーチャーの挿入時に指定が必要な参照先が一覧表示されます。

すべてのライブラリ　フィーチャーは少なくとも一つの参照、配置平面 （Placement Plane）を含みます。 他の参照は、ライブラリ フィーチャーを作成したときに追加されます。

これらの参照を作成するとき、以下を実行できます:
  • ライブラリ フィーチャーのエンティティをベース フィーチャーに対して寸法付けを行います。
  • 拘束を追加します。（例えばスケッチ原点とライブラリ フィーチャーのエンティティとの間に）
フィレットなど面の参照をもつライブラリ フィーチャーには、参照寸法は必要ありません。

[寸法 (Dimensions)] フォルダーでは、ライブラリ フィーチャーとしてマークされたフィーチャーに属する寸法が一覧表示されます。

参照名の変更（Renaming a Reference）

参照名を変更するには：

  1. FeatureManager デザイン ツリーで、参照 フォルダ内の名前のついた参照 を選択します。
  2. 参照名をゆっくりと 2 回クリックします。
  3. 新しい名前を入力します。
  4. 参照に対して実行した変更を保存します。
部品に対するライブラリ フィーチャーのスケッチの寸法決定により、配置平面 以外の参照を用いずにライブラリ フィーチャーを配置することもできます。

寸法名の編集

寸法名を編集するには：

  1. 寸法 (Dimensions) フォルダーまたは 2 つのサブフォルダーで寸法 FM_dimension.gif を選択します。位置決め寸法（Locating Dimensions） と 内部定義寸法（Internal Dimensions）。
  2. 寸法名を間隔を置いて二度クリックします。（例えば、D1@Extrude2のD1）
  3. 新しい名前を入力します。
  4. 寸法に対して実行した変更を保存します。

寸法を位置決め寸法として指定

寸法を位置決め寸法として指定できます。位置決め寸法により、参照を使用してフィーチャーを位置決めした後、ライブラリ フィーチャーの配置を編集できます。

寸法を位置決め寸法として指定するには:

  1. 寸法（Dimension）フォルダーから寸法を選択します。
  2. 位置決め寸法（Locating Dimension）フォルダーに寸法をドラッグします。
  3. 寸法に対して実行した変更を保存します。

寸法を内部定義寸法として指定

寸法を内部定義寸法として指定すると、ライブラリ フィーチャーを部品に挿入する際、ライブラリ フィーチャー PropertyManager にその寸法は表示されません。

PropertyManager に表示される不必要な寸法値を減らし、意図的でない寸法の変更を防ぐことができます。

寸法を内部定義寸法として指定するには:

  1. 寸法（Dimension）フォルダーから寸法を選択します。
  2. 内部定義寸法（Internal Dimensions）フォルダーに寸法をドラッグします。
  3. 寸法に対して実行した変更を保存します。