コンテキスト選択の概要

コンテキスト選択では、関連するエンティティのグループをまとめて選択することができます。 どのタイプのエンティティが選択され、どのエンティティが隣接しているかに応じて、さまざまなタイプのグループ選択を利用できます。

コンテキスト選択には次の 3 つのタイプがあります: ループ選択(Select Loop)チェーン選択(Select Chain)、および正接の選択(Select Tangency)です。 各タイプは、選択されているエンティティのコンテキストに応じて利用できる場合とそうでない場合があり、各タイプは異なる方法でエンティティのグループを選択します。

コンテキスト選択を使用してエンティティのグループを選択するには、スケッチ セグメント、エッジ、または面を右クリックして、そのエンティティで利用可能なコンテキスト選択オプションを表示します。

ループ選択(Select Loop)

面の境界を形成するクローズド ループで、選択したエッジに隣接するエッジを選択します。

この選択タイプは、面またはスケッチ セグメントでは利用できません。

正接の選択(Select Tangency)

選択したエッジまたは面に接するカーブ面またはエッジを選択します。 既存グループに接しない面またはエッジが検出されると、選択の継続が停止します。

この選択タイプは、スケッチ セグメントでは利用できません。

チェーン選択(Select Chain)

閉じたスケッチ エンティティを形成するため、選択したセグメントに隣接するスケッチ セグメントを選択します。

この選択タイプは、エッジまたは面では利用できません。