構成部品を表示するために必要なグラフィック三角形の数は、イメージの品質を高くすると増加します。 三角形の数が増えるとパフォーマンスが落ちることがあります。
三角形は、構成部品を表示する際に曲面を近似するために使用されます。 構成部品に含まれる曲面が多いほど、より多くの三角形を必要とします。 三角形を表示するには、計算して、グラフィック カードに保存および転送する必要があります。
イメージの品質は三角形の数に影響を与え、高く設定するほど、曲面を持つ構成部品の表示に多くの三角形が必要になります。 平坦なサーフェスだけを含む構成部品は、イメージ品質の設定による影響を受けません。
イメージ品質を変更するには、をクリックします。シェイディングとドラフト精度の陰線なし/陰線表示の解像度(Shaded and draft quality HLR/HLV resolution)セクションで、低(速く) - 高(遅く)(Low (faster) - High (slower))スライダを動かしてイメージ解像度を変更します。
イメージ品質が高い構成部品では、スライダを 80% 以上に設定します。 イメージ品質が中程度の構成部品では、スライダを 50% に設定します。 イメージ品質が低い構成部品では、スライダを 5% 以下に設定します。
次の表では、アーチ、球、立方体の様々なイメージ品質設定で必要となる三角形の数を比較しています。 球では、曲面を表現するために必要となるグラフィック三角形の数が最も多くなります。 立方体は、曲面がないため、グラフィック三角形の数は最も小さくなります。 立方体は、さまざまなイメージ品質設定で同数のグラフィック三角形を使用します。
高精度 |
中精度 |
低精度 |
 グラフィック三角形× 144
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 グラフィック三角形× 108
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 グラフィック三角形× 44
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 グラフィック三角形× 9024
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 グラフィック三角形× 4760
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 グラフィック三角形× 624
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 グラフィック三角形× 12
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 グラフィック三角形× 12
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 グラフィック三角形× 12
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