Compass
コンパス(Compass) は 3DEXPERIENCE Platform へのゲートウェイです。 プラットフォーム内のロールおよびアプリケーションにアクセスできます。
役割
ロールを使用すると、特定のジョブに役立つアプリケーションおよびサービスの選択グループを使用できます。 ユーザーは複数のロールを持つことができ、管理者はユーザー用にカスタム ロールを作成できます。
ユーザーは、Design with SOLIDWORKS アプリケーションのユーザーとしては、Collaborative Designer for SOLIDWORKS ロールに割り当てられます。このロールでは、次のことが可能です:
- プラットフォーム上のコラボレーション スペースでファイルを検索、保存、管理できます
- 製品ライフサイクル管理フィーチャーを使用して、ファイルをチーム メンバーと共有しコラボレーションできます
- 3DEXPERIENCE Marketplace などの追加のアプリケーションおよびサービスにアクセスできます
3DEXPERIENCE Platform を使用するすべての SOLIDWORKS ユーザーは、3DSwymer および Collaborative Industry Innovator のロールにも割り当てられます。これらのロールには、ワークフローの管理に役立つ 3DSpace、3DSearch、3DDrive、3DPlay アプリケーションやその他のアプリケーションへのアクセスが含まれます。3DPlay は、eDrawings の代わりに使用できる拡張ウィジェットです。
コラボレーション スペース
コラボレーション スペースは、3DEXPERIENCE Platform の安全な領域で、ファイルの保存と管理、バージョン管理機能を使用したチーム メンバーとのコラボレーションができます。 コラボレーション スペースでは、プロジェクトおよびコンテンツ ライブラリのファイルを管理できます。 複数のコラボレーション スペースへのアクセス権限があります。
コラボレーション スペースのオーナーと管理者は、スペースにメンバーを追加し、ファイルの読み取り、評価、作成、編集などのアクションを実行する権限を含むアクセス ロールを割り当てることができます。
特定の権限を持つユーザーは、新しいコラボレーション スペースを作成したり、ファイルをロックして他のチーム メンバーがそれらを変更できないようにしたり、作業中(In Work)、フリーズ(Frozen)、またはリリース済み(Released)などの完成度状態にファイルを移動することができます。
物理プロダクト
物理プロダクトは、製造可能な部品またはアセンブリのコンフィギュレーションです。 .sldprt または .sldasm ファイルをコラボレーション スペースに保存すると、各コンフィギュレーションは固有の部品番号を持つ物理プロダクトになり、検索して特定できるようになります。
モデル
リプレゼンテーションは、部品またはアセンブリの分解図、展開図、フィーチャー解除図など、製造できないコンフィギュレーションです。 リプレゼンテーションは、3DEXPERIENCE Platform 上で、関連付けられている物理プロダクトと同じ部品番号を持ちます。
CAD ファミリーおよび CAD ファミリー オブジェクト
CAD ファミリーは、部品またはアセンブリの 1 つ以上のコンフィギュレーションです。 複数の物理プロダクト(製造可能なコンフィギュレーション)を含めることができます。 CAD ファミリー オブジェクトは、ルートまたはトップレベルのコンフィギュレーションです。 CAD ファミリーのすべての物理プロダクトを同じコラボレーション スペースに保存する必要があります。