サード パーティのツールを使用してグラフィックス、プロセッサ、および I/O をテストできますが、SOLIDWORKS RX Benchmark ツールでは、ハードウェアが SOLIDWORKS ソフトウェアに対して機能するときにそれをテストできます。
プロセッサ
このスコアは、コンピュータが SOLIDWORKS ソフトウェア内でフィーチャーの再構築や図面ビューなどの CPU ベースのアクティビティを完了するために必要な時間を測定します。 このテストを半分の時間で完了するコンピュータは、部品の再構築を半分の時間で終了すると想定できます。
CPU はほぼすべてのオペレーションで使用されるため、高速プロセッサを使用して CPU のスコアを向上させると、他のスコアも同様に向上させることができます。
SOLIDWORKS ソフトウェアのほとんどのオペレーションでは 1 個の CPU の処理能力を使用するため、コンピュータに複数のプロセッサまたはコアがある場合でも、プロセッサのスコアが大幅に向上することはありません。
グラフィックス
このスコアは、SOLIDWORKS ソフトウェアでのモデルの回転、ズーム、およびパニングがどの程度滑らかに行われるかを数量化します。 速い時間は、複雑で大規模なモデルのズーム、パニング、および回転を、目に見える遅延がより短い状態で実行できることを示します。
グラフィックス操作は、CPU およびビデオ カードに一部依存しています。 高速ビデオ カードおよび高速 CPU によって、グラフィックスのパフォーマンスを向上させることができます。
I/O
このスコアは、コンピュータでのファイルのオープン時と保存時にかかる時間を数量化します。 このテストは、コンピュータのハード ドライブの読み取りおよび書き込み速度を測定します。
このテストはネットワークの速度またはデータ管理システム用ではないため、ネットワーク環境でのオープン時間と保存時間を示すインジケータとしては適切ではありません。
RealView グラフィックスのパフォーマンス
このスコアは、コンピュータに RealView グラフィックスをサポートするビデオ カードがある場合のみ入手できます。 速い時間は、RealView グラフィックスが有効であり、複雑で大規模なモデルのズーム、パニング、および回転を目に見える遅延がほぼない、または遅延がない状態で実行できることを示します。
RealView グラフィックスのパフォーマンスは CPU とビデオ カードに一部依存しますが、標準グラフィックスに比べ、ビデオ カードに対する依存度が非常に高くなっています。 高速ビデオ カードおよび高速 CPU によって、RealView グラフィックスのパフォーマンスを向上させることができます。
シミュレーション
このスコアは、コンピュータに SOLIDWORKS Simulation がインストールされている場合のみ入手できます。 これは、静解析デザイン スタディの実行時間を測定します。
SOLIDWORKS Simulation は、複数のプロセッサが存在する場合は複数のプロセッサを使用します。 CPU の数が多く、高速であれば、スタディを実行する時間が短縮します。 SOLIDWORKS Simulation は、頻繁にディスクに書き込む必要があります。