ねじ山の挿入

  1. 円筒形フィーチャー(ボス、カット、穴)で、ねじ山が始まる円のエッジをクリックします。

    フィーチャーが円錐形の穴の場合には、主要直径を選択します。フィーチャーが円錐形のボスの場合には、副次直径を選択します。

    ツールをクリックした後にフィーチャーを選択することもできます。
  2. アノテート アイテム ツールバーでねじ山 (Cosmetic Thread) Tool_Cosmetic_Thread_Annotation.gif をクリックするか、 挿入 (Insert) > アノテート アイテム (Annotations) > ねじ山 (Cosmetic Thread) をクリックします。
  3. ねじ山 PropertyManager のプロパティを設定します。
  4. PM_OK.gif をクリックします。

ねじ山フィーチャーの所有権

ねじ山フィーチャーの所有権は、SOLIDWORKS 2022 から変更されます。

この機能は、 SOLIDWORKS 2022 以降で作成された新しい部品に適用されます。 この機能を従来の部品に適用してアップグレードするには、FeatureManager ® デザイン ツリーで部品ノード を右クリックし、ねじ山フィーチャーをアップグレード(Upgrade cosmetic thread features)を選択します。

SOLIDWORKS 2022 以降で作成された部品テンプレートでは、深さ(Depth)とフィーチャー所有権に関する従来の機能を保持できます。 部品テンプレートで、ねじ山を追加する前に、 ツール(Tools) > オプション(Options) > ドキュメント プロパティ(Document Properties) > 設計規格(Drafting Standard) > アノテート アイテム(Annotations) をクリックし、新しいねじ山の動作を新規部品に適用(Apply new cosmetic thread behavior to new parts)を選択解除します。 このオプションは、新しい部品テンプレートではデフォルトで選択され、従来の部品テンプレートでは選択解除されています。 このオプションは、新規部品テンプレートでのみ有効で、部品ドキュメントには無効です。

挿入(Insert) > ミラー部品(Mirror Part)コマンドを使用すると、ミラー部品はベース部品からねじ山の動作を継承します。 たとえば、ベース部品が SOLIDWORKS 2021 で作成されている場合、ミラー部品はベース部品からねじ山の従来の動作を継承します。

ねじ山は FeatureManager デザイン ツリーの最新のフィーチャーによって所有されます。そのフィーチャーの面はねじ山を追加するために選択された共通エッジを共有します。 下の図では、カット押し出しを作成し、面取りを追加してから、面取りエッジからねじ山を追加しています。 SOLIDWORKS® 2022 では、面取りフィーチャーがねじ山を所有しています。これは、その面がねじ山と共通のエッジを共有するためです。
カット押し出し + 面取り + ねじ山 SOLIDWORKS 2022 より前 SOLIDWORKS 2022 以降