部品およびアセンブリの簡略化（Simplifying Parts and Assemblies）

簡略化ユーティリティでは、解析を実行するために、部品またはアセンブリの簡略化されたコンフィギュレーションを作成できます。

簡略化ユーティリティは、部品やアセンブリの大きさに基づき、"微小体積" の内部計算を定義します。 微小体積以下のサポート フィーチャーを作成したコンフィギュレーションへと抑制し、簡略化した部品やアセンブリの解析を（SOLIDWORKS SimulationXpress を使用して）実行できます。

アセンブリでは次のフィーチャーがサポートされています：

  • 面取り
  • 押し出し: ボス、ボス-薄板、カット、カット-薄板。 （ブラインド、両側に等しく押し出しが指定されていない、ベース押し出しと押し出しは検索されません。）
  • フィレット（Fillets）： 単一、複数半径、面（保持線パラメターなしの）、可変半径。 （フルラウンド フィレットは検索されません。）
  • 穴 （単一な穴と穴ウィザード）
  • 回転 （ボリューム基準のみ）
簡略化ユーティリティではアセンブリ フィーチャーは検索されません。

簡略化ユーティリティを使用するには:

  1. 簡略化（Simplify） （ツール ツールバー）をクリックするか、ツール（Tools） > 検索/変更（Find/Modify） > 簡略化（Simplify）をクリックします。
  2. 簡略化 タスク パネルで、次を行います。:
    1. フィーチャーでアイテムを選択し、検索するフィーチャーのタイプを指定します。
    2. 簡略化係数 を設定して、微小体積の係数を増加、または減少させます。
    3. 簡略化の方法 を選択します。
      フィーチャー パラメータ（Feature Parameter） フィーチャー パラメータの値を基準にフィーチャーを簡略化します。
      ボリューム基準（Volume Based） 部品とアセンブリにおけるフィーチャーのボリュームを基準に簡略化します。
    4. これはオプションです。 （アセンブリのみ）アセンブリ合致に影響を及ぼすフィーチャーを無視（Ignore features affecting assembly mates）を選択すると、合致エラーを起こすフィーチャーは抑制されなくなります。
      フィーチャーを抑制すると合致エンティティに影響することが、このユーティリティで常に検出できるとは限りません。 これは、合致エンティティを所有しているフィーチャーと抑制するフィーチャーの間に親子関係がないためです。
  3. 検索開始 をクリックします。
    結果のセクションは微小体積を持つフィーチャーのツリーを表示します。 次のオプションを使用できます：
    参照コンフィギュレーションの作成 抑制 または 抑制解除 をクリックした後、簡略化した部品やアセンブリの参照コンフィギュレーション（Simplify_<n> ）を作成します。 部品やアセンブリは、微小体積のフィーチャーを抑制して簡略化されます。 名前 ボックスで、コンフィギュレーションに新しい名前を付けて保存できます。

    参照コンフィギュレーションの作成 を選択解除すると、コンフィギュレーション で選択した異なるコンフィギュレーションを簡略化フィーチャーを追加できます。 また、ここでコンフィギュレーションの名前を変更し、FeatureManager デザインツリーで更新することもできます。 コンフィギュレーション（Configurations）には、アクティブなコンフィギュレーションとその参照コンフィギュレーションのみが表示されます。

  4. をクリックします。