接続ラベルはそれぞれの権利のシンボルであるため、シンボル管理(Symbols management)でこのタイプのシンボルを作成できます。
接続ラベルの作成は、接続点と回路とは別に、配線図シンボルの作成と同じルールで管理されます。接続ラベルはワイヤには接続されないため、回路と接続点の挿入コマンドは使用できません。
属性の定義
次の 2 種類の属性があります。
- コンポーネントに固有のデータを反映する属性(マークやメーカー部品など)
- コンポーネントの各材料端子に固有の接続データを反映する属性。
接続点(Connection points)セクション(末尾が「
0」)では属性を手動で構築する必要があります。これらは材料端子の順序番号を使用します。「
0」の部分は材料端子に対応する適切な順序番号で置き換えてください。
例:
回路と材料端子について、以下に定義する Schneider Electric 社のメーカー部品 LC1D09B7 を考えてみます。

このメーカー部品を構成する配線図シンボルは次のとおりです。

- 材料端子「A1」の番号を反映するには、属性「#Px_TAG_0」を配置します。
- 材料端子「A2」の番号を反映するには、属性「#Px_TAG_1」を配置します。
- 材料端子「1/L1」の番号を反映するには、属性「#Px_TAG_2」を配置します。
- 材料端子「2/T1」の番号を反映するには、属性「#Px_TAG_3」を配置します。
- 材料端子「21」の番号を反映するには、属性「#Px_TAG_10」を配置します。
- 材料端子「22」の番号を反映するには、属性「#Px_TAG_11」を配置します。
接続点に固有の他の属性は同様に動作します。
「
K10」マークに関連付けられた接続ラベルもこれと同様です。

結果は次のようになります。
