全般

このトピックでは、全般(General)タブのオプションについて説明します。

全般(General)タブにアクセスするには、次の 1 つを行います。
  • Electrical プロジェクト(Electrical project) > 構成(Configurations) > プロジェクト(Project) > 全般(General) をクリックします。
  • ドック可能パネルで、Electrical プロジェクトを右クリックし、構成(Configurations) > プロジェクト(Project) > 全般(General) をクリックします。

プロジェクトの言語

Electrical プロジェクトで使用する言語を 3 つ選択します。第 2 言語または第 3 言語を使用していない場合は、リストから <空白> を選択します。

複数の言語で作業する場合は、Electrical プロジェクト言語を変更すると、テキストは自動的に表示されます。

標準

オプション 説明
図面の単位系(Drawing unit system) Electrical プロジェクトの単位 (メートル法またはヤード ポンド法) を定義します。このオプションは、配線図の単位に使用されます。
寸法の単位(Dimension units) Electrical プロジェクトの要素 (メーカー部品の寸法) に使用する単位のタイプを選択します。
デフォルト ケーブル サイズ規格(Default cable size standard) ケーブルの測定 (断面、ゲージ、サーキュラー ミル - kcmil) に使用する規格を定義します。

日付の表示形式

  • 表示形式: 使用する日付の形式をリストから選択します。独自の形式を入力することもできます。
    フォーマット 説明
    システム日付 Windows の日付形式を使用します。
    dd/mm/yyyy 日/月/年の形式を使用します。
    mm/dd/yyyy 月/日/年の形式を使用します。
    %d-%m-%y 独自の日付形式を作成できます(%d = 日、%m = 月、%y = 年(2 桁)および %Y = 年(4 桁))。
  • 使用可能な変数(Available variables):
    変数 説明 変数 説明
    %a 略式の曜日名(例: Mon) %p 12 時間形式の AM/PM の表示
    %A 完全な曜日名(例: Monday) %S 数値形式の現在の分の秒 (00 – 59)
    %b 略式の月名(例: Jan) %U 年の週 (日曜日を週の最初の曜日とする) (00 - 53)
    %B 完全な月名(例: January) %w 数値による曜日 (0 – 6、日曜日 = 0 )
    %c ローカルの形式の日時 %W 年の週 (月曜日を週の最初の曜日とする) (00 - 53)
    %d 数値形式の月の日 (01 - 31) %x ローカル形式の日付
    %H 24 時間形式の時間 (00 - 23) %X ローカル形式の時刻
    %I 12 時間形式の時間 (00 - 12) %y 2 桁の年
    %j 数値形式の通日 (001 – 366) %Y 4 桁の年
    %m 数値形式の月 (01 - 12) %z, %Z タイム ゾーン
    %M 数値形式の現在の時間の分 (00 – 59)    
  • プレビュー: 現在の表示形式設定の結果を表示します。

リビジョンの番号付け

オプション 説明
書式(Format) 必要なリビジョン モード (数字または英字、先頭に 0 を付けるかどうか) をリストから選択します。次のカスタム設定を使用するには、[カスタム] を選択します。
カスタム数式(Custom formula) 前の設定でカスタム(Custom)項目を選択した場合に限って使用できます。数式管理にアクセスし、固有の数式を作成します。
最新リビジョンの属性を入力(Fill attribute for recent revision) 相対モードで作業する際のリビジョン属性の表示を管理できます。
常に小さいインデックス属性を入力(Always fill lower index attributes) 属性のインデックス番号を考慮することなく、リビジョン グリッドの下部でリビジョン インデックスを強制的に表示します。
インデックスから属性を入力(Fill attributes from index) リビジョン インデックスを対応する属性に挿入できます。たとえば、インデックス番号 -0 (現在のリビジョン) である属性がリビジョン グリッドの上部に挿入されている場合、現在のリビジョン インデックスはリビジョン グリッドの上部に挿入されます。

<デフォルト>

オプション 説明
ブック(Book) 図面(端子台、部品表など)を自動的に生成するときにデフォルト ブックになります。
PLC チャネル アドレス計算用の数式(Formula for calculation of PLC channel address) PLC チャネル アドレスの自動生成に使用する数式。

デフォルト構成

オプション 説明
PLC 図面(PLC drawing) Electrical プロジェクトのすべてのカードに対する、デフォルトの PLC カード図面構成ファイルを選択します。
端子台(Terminal strip) Electrical プロジェクトのすべての端子台に使用する、デフォルトの端子台図面構成ファイルを選択します。
コネクター(Connector) Electrical プロジェクトのすべてのコネクターに対する、デフォルトのコネクター構成ファイルを選択します。
クロス リファレンス(Cross references) Electrical プロジェクトのすべてのクロス リファレンスに使用する、デフォルトのクロス リファレンス構成ファイルを選択します。
図面スタイル(Drawing styles) Electrical プロジェクトで使用するデフォルトの構成ファイルを選択します。図面スタイルを管理しない場合は、[<なし(None)>] オプションを選択します。

オプション

オプション 説明
常にロケーション マークの属性を入力する(Always fill attribute for location mark) 対応する属性(#LOC_TAG)がシンボル定義に存在する場合、この属性にロケーション マークを反映します。
常にファンクション マークの属性を入力する(Always fill attribute for function mark) 対応する属性(#FUN_TAG)がシンボル定義に存在する場合、この属性にファンクション マークを反映します。
生成した図面を更新(Update generated drawings) いくつかの操作 (リビジョン、印刷、図面のエクスポートなど) では、端子台、設計ルール、レポート図面が自動的に更新されることがあります。これらの図面の更新に使用するオプションを選択します。確認しない(Never)を選択した場合は、図面を手動で更新する必要があります。確認する(Ask me)を選択すると、オプションを選択するためのダイアログ ボックスが開きます。常時(Always)を選択すると、図面はオプションやメッセージなしで自動的に更新されます。
機械 BOM から電気コンポーネントを除外(Exclude electrical components from mechanical Bill Of Materials) SOLIDWORKS 内の電気コンポーネントに関連付けられているすべての 3D 部品の BOM から除外(Exclude from Bill of Materials)プロパティが自動的に選択されます。リストから、必要なオプションを選択します。
  • 電気コンポーネントを除外しない(Do not exclude electrical components)
  • 電気コンポーネントを除外(Exclude electrical components)
  • ハーネス内のコンポーネント以外の電気コンポーネントを除外(Exclude electrical components, except components in harnesses)
属性を読み取り可能な状態に保つ 垂直/水平属性を常に同じ向きで読めるようにします。
構成部品のメーカー部品情報をリセット(Reset manufacturer part information from component) 部品を削除するか別の部品に置き換えたときに、メーカー部品情報とその関連情報(メーカー データや端子マークなど)を削除します。

このオプションはデフォルトでは選択解除されています。このオプションを選択解除すると、部品を削除または置換しても部品の端子番号は保持されます。

ワイヤ管理

ワイヤを挿入すると、グラフィックに線を描画し、等電位を作成します。この線をシンボル端子に接続するか、配線順序を起動する、またはワイヤに番号を割り当てると(次のパラメーターで使用したオプションに応じて)、この線はワイヤになります。たとえば、少なくとも 3 つのシンボル(このワイヤには 1 つの等電位と 1 つのワイヤ番号があります)を接続する場合など、複数のワイヤを 1 本の直線に割り当てることができます。次に、このワイヤにケーブル コアを割り当てることができます。

終端が開いているワイヤを許可: このオプションでは、次のことが可能です
  • コンポーネントの回路を切り替えるとき、ワイヤ、等電位、およびケーブル コアを保持します。
  • 2 つのコンポーネント間に、同じグラフィック線からの 2 本の物理ワイヤを持たせます。
  • コンポーネントに接続されていないワイヤに番号を割り当てます。
  • ワイヤ配線順序からワイヤの重複を作成します。
  • シンボルを移動してワイヤから切断するとき、ワイヤ マークを保持します。
このオプションを選択した場合:
  • 線を描画すると、ワイヤはワイヤに番号を割り当てるか、配線順序を開始した場合にのみ作成されます。
  • ワイヤからシンボルを切断する場合、その終端の少なくとも 1 つがシンボル端子に接続されていれば、ワイヤを保持できます。
  • ワイヤを切断するシンボルを削除すると、ワイヤは再構築されません。2 つのワイヤ番号は保持されます。
このオプション選択しない場合:
  • 線を描画すると、少なくとも 2 つのシンボルに接続されていれば、ワイヤが自動的に作成されます。

  • ワイヤからシンボルを切断するときに、その終端のいずれかを切断するとワイヤが除去されます。

  • ワイヤを切断するシンボルを削除すると、シンボルに接続されている 2 本のワイヤは自動的にマージされます。1 本目のワイヤの番号のみが保持されます。

Excel 自動化

この設定は、手動で挿入するマクロではなく、Excel 自動化を使用して挿入するマクロにのみ関係します。Excel 自動化で、未定義のマクロ変数を自動的にリセットできます。

  • マクロの自動接続: このオプションを選択すると、既存のスキームと最後に挿入されたマクロの間に電気接続(直線、ワイヤ、等電位)が自動的に接続されます。

  • 未定義のマクロ変数をリセット(Reset undefined macro variable): このオプションを選択した場合は、挿入されたマクロに %xxx% 変数は残りません。これは次のいずれかに置き換えられます。
    • 空の文字列
    • 除去されたオブジェクト
    • 関連するデフォルト オブジェクト(関数や場所など)。