ケーブルのルーティングでは、電気装置内にケーブル パスの 3D 表現が生成されます。
ルーティング パスと接続点によって、配線プロセスが容易になります。分離は、ケーブル パスに適用されるルールを管理します。
ルーティング ケーブルにアクセスするには:
- SOLIDWORKS Electrical 3D メニュー: ケーブルの配線(Route Cables)
。
- メニュー:
。
ケーブルの配線(Route Cables)を実行すると、左側のドック可能パネルが変わり、コマンドのオプションが表示されます。これらのパラメーターの一部は SOLIDWORKS Electrical ファイルに保存され、そのファイルに固有となります。他のパラメーターはレジストリに保存され、すべての SOLIDWORKS Electrical ファイルに共通になります。
ルーティング分析
エラーを表示(Show errors):ルーティングの最後に、すべてのルーティング エラーを示すレポートを表示します。レポートの行にあるヘルプ(Help)をクリックして、エラーに関する情報を表示します。
ルート タイプの選択
- SolidWorks ルート(SOLIDWORKS Route)。ケーブルの直径を考慮して、SOLIDWORKS で管理されるようにケーブルをルーティングします。
- 3D スケッチ ルート(3D Sketch Route)。ケーブルを3D スケッチとしてルーティングします。このモードは、一時的なルーティングではより速く、より良い方法です。
- 始点/終点の更新(Update Origin/Destination)。ケーブルの原点と終点に関するプロパティを更新します。
- ケーブル コアはルーティング パスに従う: デフォルトでは、ケーブル コアが直接配線されます。このオプションでは、パスを使用してルーティングします。
ジオメトリ タイプを選択
- スプラインの使用(Use splines)。スプライン(曲線)を使用して、ケーブル配線を最適にレンダリングします。ルーティング パスでスプラインを使用する場合は、ルーティングを改善するために点を手動で追加することができます。
- 線分の使用(Use lines)。直線を使用してケーブル配線を生成します。
- 正接を追加(Add Tangency)。直線の端に曲線を挿入します。
配線するケーブル
- すべてのケーブル(All cables)。Electrical プロジェクトのすべてのケーブル間でルーティングを起動します。
- アクティブなロケーションのみ配線(Route active location only).ケーブルの配線をトップレベル アセンブリのみに制限します。
これは、SolidWorks ルート(SOLIDWORKS Route)ルート タイプと 3DSketchRoute ルート タイプの作成をサポートします。
- トップレベルのアクティブなロケーションにあるケーブルの始点または終点コンポ―ネントが、Electrical プロジェクトの別のロケーションまたはサブロケーションにある場合、それらのケーブルのみがアクティブなトップレベル ロケーションのコンポーネントに属するケーブルと共に配線されます。
- トップレベルのアクティブなロケーションにあるケーブルの始点または終点コンポ―ネントが、範囲外の別のロケーションにある場合(例えば、アクティブなロケーションがサブロケーションで、 ケーブルがトップ ロケーションにある場合)、ケーブルは配線されません。
- 選択構成部品(Selected component):コンポーネントのサブセクションで配線を起動します。グラフィック領域でコンポーネントを選択します。選択したコンポーネントに接続されたケーブルのみが配線されます。
- 選択したケーブル(Selected cables)。配線するケーブルを選択できます。ハーネス ケーブルは選択できません。選択したケーブルのみが配線され、他の配線済みケーブルは変更されません。リストを右クリックして、ケーブルを管理します。
ルーティング パラメーター
最初のパラメーターは、2 つのルーティング パス間の距離を指定します。2 番目のパラメーターは、接続点とルーティング パスの間の距離を指定します。3 番目のパラメーターは、2 つのケーブル間の距離を指定します。
グラフを使用すると、コンポーネント間の接続をすばやく表示できます。使用できるオプションは次の 2 つです。1 つはグラフを表示し、もう 1 つは削除します。

最短パス アルゴリズム
アルゴリズム(Algorithm)は以下から選択します。
- ダイクストラ法(Dijkstra)。ルートが少ない(100 未満)場合に最適なクラシック ルーティング アルゴリズム。ワーシャル フロイド法が失敗した場合のフォールバック オプションです。
- ワーシャル フロイド法(Floyd Warshall)。計算にグラフィック カードを使用する、高度な並列アルゴリズム。ルートが多数ある場合(100 以上)に最適です。