データ置換

Electrical プロジェクト全体でデータを置換できます。たとえば、あるメーカー部品を別のメーカー部品で置換したり、あるシンボルのセットを別のセットで置換したりできます。

  1. プロセス(Process) > データの置換(Replace Data) をクリックします。
    ウィザードには複数のタブがあります。それぞれは特定の情報タイプに関連します。

    このウィザードは、ステップ 2 で定義した構成ファイルを使用できます。この構成には、このデータ置換中に実行したすべての操作が保存されます。別のデータ置換でこれを再使用することができます。

  2. Electrical プロジェクト データの置換: このステップでは、管理するタブに進むことができます。ただし、各タブを管理して、変更可能な項目をチェックすることをお勧めします。
  3. 選択: 選択内容は保存ステップで構成ファイルに保存されます。これは、現行構成(Current configuration)ドロップダウン メニューから読み込むことができます。[選択] タブでは、置換処理中に処理するデータ タイプを定義できます。
    1. 管理するデータ タイプを確認します。これは、ダイアログの上部で使用可能なデータ タブに直接影響します。
    2. 次へ(Next)をクリックしてデータ タブを移動するか、置換を管理する特定のデータ タブを直接クリックします。
    3. Excel または別のスプレッドシート アプリケーションでデータをコピーして貼り付けることができます。編集するセルを選択し、Ctrl+C キーを押します。スプレッドシート アプリケーションで、Ctrl+V キーを押してデータを貼り付けます。データを編集してから、コピーしてアプリケーションに貼り付け直します。
  4. メーカー部品(Manufacturer Parts)
    オプション 説明
    状態 選択した参照の有効状態を示します。状態(State)フィールドをダブルクリックすると、参照の置換が無効な理由が表示されます。

    整合性のない参照が選択され、チェックして置換しようとすると、不一致が発生する可能性があっても適用されます。

    既存のインスタンス Electrical プロジェクト全体のインスタンス数を示します。
    メーカー Electrical プロジェクト内のメーカー名を表示します。
    参照 Electrical プロジェクト ケーブル参照を表示します。
    メーカー(置換) メーカーの既存のインスタンスを置換するメーカー名を示します。
    参照型番(置換) 既存のインスタンスを置換するメーカー部品名を示します。フィールドをダブルクリックして、メーカー部品選択ダイアログにアクセスします。ここで選択すると、メーカー(置換)(Manufacturer (Replaced by))フィールドに値が入力されます。
    選択 メーカー(置換)(Manufacturer(Replaced by))および参照(置換)(Reference (Replaced by))フィールドに値を入力すると、チェック ボックスが表示されます。チェック ボックスをオンにすると、置換が必要であることになります。以前に保存された構成ファイルが読み込まれた場合、特定の選択項目をオフにしなければならない場合があります。
    をクリックすると、選択したケーブル参照データが除去されます(置換(Replaced by))。
  5. ケーブル参照(Cable references): [ケーブル参照] タブは [メーカー部品] と同様に機能します。
    オプション 説明
    状態 選択した参照の有効状態を示します。状態(State)フィールドをダブルクリックすると、参照の置換が無効な理由が表示されます。

    整合性のない参照が選択され、チェックして置換しようとすると、不一致が発生する可能性があっても適用されます。

    既存のインスタンス Electrical プロジェクト全体のインスタンス数を示します。
    メーカー Electrical プロジェクト内のメーカー名を表示します。
    参照 Electrical プロジェクト ケーブル参照を表示します。
    メーカー(置換) メーカーの既存のインスタンスを置換するメーカー名を示します。
    参照型番(置換) 既存のインスタンスを置換するメーカー部品名を示します。フィールドをダブルクリックして、メーカー部品選択ダイアログにアクセスします。ここで選択すると、メーカー(置換)(Manufacturer (Replaced by))フィールドに値が入力されます。
    選択 メーカー(置換)(Manufacturer(Replaced by))および参照(置換)(Reference (Replaced by))フィールドに値を入力すると、チェック ボックスが表示されます。チェック ボックスをオンにすると、置換が必要であることになります。以前に保存された構成ファイルが読み込まれた場合、特定の選択項目をオフにしなければならない場合があります。
    をクリックすると、選択したケーブル参照データが除去されます(置換(Replaced by))。
  6. シンボル(Symbols)
    オプション 説明
    状態 選択したシンボルの有効状態を示します。状態(State)フィールドをダブルクリックすると、シンボルの置換が無効な理由が表示されます。
    既存のインスタンス Electrical プロジェクト全体のインスタンス数を示します。
    名前 Electrical プロジェクト内のシンボル名を表示します。
    名前(置換) シンボルの既存のインスタンスを置換するシンボル名を示します。
    選択 名前(置換)(Name(Replaced by))フィールドに値を入力すると、チェック ボックスが表示されます。チェック ボックスをオンにすると、置換が必要であることになります。以前に保存された構成ファイルが読み込まれた場合、特定の選択項目をオフにしなければならない場合があります。
    をクリックすると、選択したシンボル データが除去されます(置換(Replaced by))。
    ダイアログの右側のプレビューには、現在のシンボルか既存のシンボル、および置換するシンボルが表示されます。
  7. タイトル ブロック(Title Blocks): [タイトル ブロック] タブは [シンボル] タブと同様に機能します。
    オプション 説明
    状態 選択したタイトル ブロックの有効状態を示します。状態(State)フィールドをダブルクリックすると、シンボルの置換が無効な理由が表示されます。

    整合しないシンボルが選択され、置換のためにチェックされた場合は、不一致が発生する可能性があっても適用されます。

    既存のインスタンス Electrical プロジェクト全体のインスタンス数を示します。
    名前 Electrical プロジェクト内のタイトル ブロック名を表示します。
    名前(置換) タイトル ブロックの既存のインスタンスを置き換えるタイトル ブロック名を表示します。
    選択 名前(置換)(Name(Replaced by))フィールドに値を入力すると、チェックボックスが表示されます。チェックボックスをオンにすると、置換が必要であることになります。以前に保存された構成ファイルが読み込まれた場合、特定の選択項目をオフにしなければならない場合があります。
    をクリックすると、選択したタイトル ブロック データが除去されます(置換(Replaced by))。
    ダイアログの右側のプレビューには、現在のタイトル ブロックか既存のタイトル ブロック、および置換するタイトル ブロックが表示されます。
  8. 保存(Saving): 各タブの設定が構成ファイルに保存されます。この構成ファイルは、将来データの置換に使用できます。
    対応関係のないデータを保存: 置換に設定されていない項目を保存します。
  9. 完了(Finish)をクリックし、データの置換を実行します。データベースと図面が自動的に更新されます。
    このコマンドは元に戻せません。データ置換について不確かな場合は、コマンドの実行前に Electrical プロジェクトを保存してください。

    データを置換(Replace Data)では、置換可能なすべての Electrical プロジェクト データ(シンボルやメーカー部品など)が表示され、置換する項目を選択できます。