部品の最適化(Optimizing the Part) 応力解析を完了した後、最適化解析を行い、指定された判定基準を満たし、またモデルにおいて最適な寸法値を探すことができます。 たとえば、部品において、その von Mises 応力が指定値を超えない、最適な長さを見つけることができます。 最適化解析は、SOLIDWORKS Simulation デザイン スタディの一部です。 最適化解析を行う前に、シミュレーションを実行し、結果をプロットして、レポートを表示/スキップする必要があります。 最適化解析を実行するには: SimulationXpress ウィザードで最適化(Optimize)をクリックします。 はい(Yes)を選択し、次へ(Next)をクリックします。DesignXpress スタディがグラフィックス領域に表示されます。 DesignXpress は SOLIDWORKS Simulation で使用できる最適化ツールの入門バージョンです。 最適化するモデル寸法(設計変数)をグラフィックス領域で選択します。モデル寸法がパラメータ追加(Add Parameters)ダイアログ ボックスに表示されます。 OK をクリックします。 DesignXpress スタディの変数(Variables)で、最小:(Min:)値(寸法値として許可される最小値)を入力し、最大:(Max:)値(寸法値として許可される最大値)を入力します。 これらの値を指定する際、モデルの各寸法値と矛盾が生じないよう注意してください。 拘束(Contraints)で次を行います: リストから判定基準を選択します。 安全率 最大変位 最大応力 安全率(Factor of Safety)に最小値を入力するか、最大変位(Max Displacement)あるいは最大応力(Max Stress)に最大値を入力します。 SimulationXpress では常に質量の最小化がゴールとなります。 実行(Run)をクリックします。結果が結果表示(Results View)に現れ、モデルが更新されて最適な値を反映します。 SimulationXpressウィザードの最適化スタディの解析結果(Optimization Results)で初期値(Initial Value)を選択し、モデルのパラメータを元の値にリセットします。 最適な値をパラメータに設定するには、最適な値(Optimal Value)を選択します。 SOLIDWORKS Simulation では何ができるのか? 親トピックSOLIDWORKS SimulationXpress の使用 前のトピック 結果を見る(View the Results) 次のトピック 分析結果の保存(Saving Analysis Results) 最適化解析(SOLIDWORKS Simulation で解析可能)(Optimization Analysis)