複合モーダル減衰では減衰の定義を材料特性として行うことができます。材料減衰比 MDAMP は [材料(Material)] ダイアログ ボックスのプロパティ(Properties)タブで定義します。プログラムはこのプロパティを使用して、各モードにおける相当モーダル減衰比を計算します。
複合モーダル減衰は次の相当モーダル減衰比によって定義されます:
ここで、
βj = jth モードの相当モーダル減衰比
{φ}j
T = jth 正規化モーダル固有ベクトル
= 要素の減衰係数とその質量マトリックスの積から成る変性全体質量マトリックス
材料減衰比 MDAMP をモデルのすべての材料の m と指定すると、すべてのモードにおいて相当モーダル減衰比は m になります。