ルーティング オプション (Routing Options)

ルーティング オプションを使用すると、ルーティング動作を管理したり、ルーティング ファイルの場所を変更したりできます。

全リセット(Reset All)は、アクティブ ページのオプションだけでなく、すべてのシステムのオプションをデフォルト設定に戻します。

一般的なルーティング設定(General Routing Settings)


フランジ/コネクタがドロップされたら自動的にルートを作成 フランジ、チューブ用管継手、電気コネクタなどのルーティング構成部品をアセンブリにドロップすると、自動的にルート サブアセンブリが作成され、ルートが開始されます。
クリップがドロップされたら自動的にルートを作成 フレキシブルな電気ケーブル用です。 クリップをルートにドラッグすると、自動的に現在のルートの端からスプラインが生成されます。
ルート設定にデフォルト テンプレートを常時使用 選択されたとき、ソフトウェアは自動的にルーティング ファイル位置(Routing File Locations)のルーティング テンプレート(Routing Template)フィールドで指定されたデフォルト テンプレートを使用します。 選択解除すると、ルート アセンブリを作成する度にテンプレートを指定する必要があります。
スケッチ フィレットを自動作成 スケッチすると、自動的にフィレットが交点に追加されます。 フィレット半径は、選択したエルボ部品、ベンド半径、または最大ケーブル直径に基づいています。 このオプションは、ルーティング アセンブリのパスとして使用される 3D スケッチだけに適用されます。
ルートのスタブに自動的に寸法を追加する コネクタ、または管継手を動かすとき、コネクタ、または管継手から延長したスタブ長さの寸法が、これらのルートセグメントで正確に更新されるようにします。
ルート構成部品を追加した後に自動でウィンドウにフィット 電気、配管、フレキシブル チューブにルート構成部品を追加すると、自動的にウィンドウにフィットします。 このオプションが選択解除されると、ルート構成部品のウィンドウにフィット(Zoom to Fit)動作はオフになります。
ルート エラー チェックを有効にする 標準的なエラーチェックのほかに、FeatureManager デザインツリーとエラー内容(What’s Wrong)ダイアログボックスで、次のエラーのルートをチェックし、 に影響を受けたアイテムにフラグを付けます。
配管とチューブルートで:
  • 不明なエルボ: 不明な、または削除されたフィレットと円弧を検出します。
  • 不明な拘束: T継手、十字継手などで不明な、または削除された拘束を検出します。
  • 整列していないレジューサ: レジューサの整列していないルート プロパティ値を検出します。
電気ルートで:
  • 最小ベンド半径違反
エラー バルーンを表示 ルート エラー チェックを有効にする(Enable route error checking)が選択されているときのみ有効です) 修正方法?(How do I fix this?)をクリックすることにより、エラー修正のための詳細なエラーメッセージを表示します。
ベンド半径が最小値より小さい場合は、セグメントにルート部品を作成

ケーブル、コア、またはワイヤのベンド半径が最小値より小さい場合は、ルート部品を作成します。

透明カバーを作成 ワイヤとケーブルに透明カバーを作成します。
部品表にカバーを追加 部品表にルーティング アセンブリのカバーを含めます。
ルート アセンブリを外部に保存 ルート アセンブリを外部のファイルとして保存します。代わりに、ルートを仮想構成部品として保存するために選択解除します。
ルート部品を外部に保存 ルート 構成部品を外部のファイルとして保存します。代わりに、構成部品を仮想構成部品として保存するために選択解除します。
ルート部品の名前を自動的に指定 選択すると、ルート部品の名前が自動的に指定されます。 選択解除すると、ルート部品またはアセンブリを作成する度に名前を入力する必要があります。
ドロップした構成部品の位置と方向の指定にトライアドを使用 ルート構成部品または部品を配置するたびに、トライアドを表示します。
プラットフォームからドラッグ & ドロップした構成部品のグラフィックスを表示(Show Drag Drop Component Graphics From Platform) 3DEXPERIENCE Platform から構成部品をドラッグしたときに、その構成部品のプレビューが生成されます。
構成部品の回転増分値(角度) 回転の増分値を度単位で指定します。 エルボ、T 継手、十字継手を配置するときに Shift を押しながら、左または右矢印キーを押すことにより回転させることができます。
接続点とルート点のテキスト サイズ 接続点やルート点をドキュメントの注記フォントに対してテキストをスケール化します。サイズ範囲の下部でテキストは非表示になりますが、点を選択することはできます。

配管/チューブ(Piping/Tubing)


ユーザー定義管継手を作成(Create custom fittings) 必要に応じて自動的にデフォルトの エルボ管継手のユーザー定義コンフィギュレーションを作成します。 これは、標準のエルボ コンフィギュレーションをカットしてユーザー定義エルボを作成できる場合にのみ適用されます。

社内標準で縮小エルボが認められていない場合は、ユーザー定義管継手を作成(Create custom fittings)チェック ボックスを選択解除してください。 場合によっては、標準ベンド角度のフィレットだけが使用されるように 3D スケッチを修正する必要があります。 ユーザー定義のエルボ継手(Custom Elbow Fittings)を参照してください。

開放ラインに管を追加 1 つの端でのみ管継手に接続している 3D スケッチ セグメント用の配管を作成します。 例えば、ルートの端部にフランジを追加していない場合、スケッチの最後のセグメント (最後の管継手を越えたパイプ部分) は開放セグメントです。 このオプションを選択解除すると、開いているセグメントに配管は作成されません。

電気ケーブル(Electrical Cabling)


ケーブルの最小ベンド半径チェックを有効にする ルートの円弧またはスプラインのベンド半径がケーブル ライブラリの「ケーブル」で指定した最小値よりも小さい場合にエラーがレポートされます。
ワイヤの最小ベンド半径チェックを有効にする ルートの円弧またはスプラインのベンド半径がケーブル ライブラリの個別のワイヤまたはケーブルのコアで指定した最小値よりも小さい場合にエラーがレポートされます。 アセンブリに複数のワイヤが存在する場合、このオプションによってパフォーマンスが遅くなることがあります。
デフォルト ベンド半径チェックは、配管と電気ルートで常に実行されます。 円弧またはスプラインのベンド半径がチューブ直径より小さい場合、または電気ルートでバンドル直径の半分より小さい場合はエラーが報告されます。
緩み率 自動的に実際のインストレーションのときに生じるたるみやよじれを考慮し、計算される電気ケーブルのカット長さは緩み率に応じて増加します。

スプール


スプール名フォーマット Spool-001 を最初のスプールに割り当て、後続のスプールごとに番号が増分します。
隣接構成部品プロパティ 隣接構成部品に色を割り当てると、スプール内で他の構成部品と区別しやすくなります。