ルーティング サブアセンブリで合致関係を設定

合致は、ルート サブアセンブリの管継手の末端(フランジまたは管継手)のみに追加できます。 端部管継手の合致を削除した場合、または 3D スケッチ セグメントの末端に端部管継手を挿入した場合、端部管継手の位置は、3D スケッチによって駆動されるようになります。

  • 代わりに末端の管継手の位置によって 3D スケッチを指定したい場合は、末端の管継手を右クリックしてスケッチを管継手に拘束(Constrain Sketch to Fitting)を選択します。
  • 管継手を従動状態に戻すには、端部管継手を右クリックし、管継手をスケッチに拘束(Constrain Fitting to Sketch)を選択します。

ルート アセンブリ内のそれ以外のすべての構成部品の位置は、常に 3D スケッチによって駆動されます。

合致参照(Mate References)

可能な限り、ルーティング設計に合致参照を使用します。部品の配置には、SmartMates より合致参照の方がより安定していて予測が可能です。

常に、フランジ等の、ルーティング構成部品への合致参照を含んでください。 もし、ルーティング構成部品をアセンブリに配置した後で、ルーティング構成部品を合致しようと試みる場合、ルート スケッチ ジオメトリで矛盾を生じるかもしれません。

機器上の同じプロパティを持つ管継手には、同じ名前が指定された合致参照を適用します。タンクですべてのノズルの合致参照と、フランジに同じ名前が指定されていれば、フランジを任意のノズルに追加することができます。ノズルの1つがねじ込みされている場合は、別の名前を指定し、適切なねじ込フランジの合致参照名を付けます。

ルーティング部品が正確に合致されるように、合致参照のプロパティを一致させます。 たとえば、1つの部品の第1参照エンティティ面<1>一致非整列と定義されている場合は、2 つ目の部品も同じように定義されている必要があります。 第2エンティティと第3エンティティにも同様の原則を適用します。

分岐を作成するためにルートに T 継手をドラッグするとき、構成部品をたとえば、ルート スケッチにアタッチするとき、合致参照は使用されません。 この場合、ルート点と接続点がスケッチラインと一致するように、SOLIDWORKS は構成部品を整列します。

合致参照を適用するためのルール

次の一般ルールに従って、合致参照を配置します。

  • ルート機器に 2 つの合致参照を追加します。
    • 合致構成部品が共通の合致参照を持っていないとき、最初の合致参照を SmartMates と一緒に使うために単一のエッジ合致として追加してください。

      SmartMates は最初の合致参照のみを使用します。単一のエッジ合致が最初にリストされることを確認してください。
    • 同じ名前とタイプの合致参照で構成部品に適合するように合致するには、他の合致参照を追加してください。
      特定の合致タイプを使用します - デフォルト合致より、一致合致や同心円合致を使用します。
  • ポート毎に一つの合致参照を追加して、合致参照を機器部品のポートに追加してください。
  • 機器に複数のポートが含まれる場合は、すべてのポートに合致参照を追加するか、1つも追加しません。 ポートに合致参照が1つも無い場合は、部品の配置に SmartMates が使用されます。
  • ルートの始点と終点に使用される構成部品に合致参照を追加します。 一般的に、これらはフランジが電気コネクタになりますが、バルブやエルボを使用することもできます。
  • 電気コネクタとそれらが合致しているソケット構成部品に合う合致参照を追加してください。