ツールバーのユーザー定義(Customize Toolbars)

ツールバーを表示/非表示、カスタマイズします。

ドキュメントのタイプ(部品、アセンブリ、または図面ドキュメント)に応じてツールバーの配置や表示設定を変更できるようになりました。また、ドキュメントが開いていない場合にも表示させるツールバーを設定することもできます。

デフォルト設定にリセット(Reset to Defaults)をクリックすると、ユーザー インターフェイスのユーザー定義をリセットできます。次を行うことができます:
  • ツールバー(Toolbars)タブのすべてのオプションを工場出荷時のデフォルトにリセットします。
  • CommandManager を工場出荷時のデフォルトにリセットします。
  • すべてのタブのすべてのユーザー定義を工場出荷時のデフォルトにリセットします。

部品、アセンブリ、または図面ドキュメントにどのツールバーを表示するか指定するには:

  1. 部品、アセンブリ、または図面ドキュメントを開きます。
  2. ツール (Tools) > ユーザー定義 (Customize)をクリックするか、またはウィンドウの枠内で右クリックしてユーザー定義 (Customize) を選択します。
  3. ツールバー(Toolbars)タブで、表示するツールバーを選択し、非表示にするツールバーは選択解除します。 選択アイテムは、アクティブな SOLIDWORKS ドキュメントの種類に応じて適用されます。
    ショートカット バー(Shortcut Bars)またはコマンド(Commands)タブでコマンドを検索し、そのコマンドを含むツールバーを識別できます。
  4. CommandManager を有効にするには、CommandManager の表示 (Enable CommandManager) を選択します。
    CommandManager ツールにテキスト付きの大きなボタンを含めるには、説明付大ボタン使用 (Use large buttons with text) を選択します。
  5. OK をクリックします。

ドキュメントが何も開いていないときに表示するツールバーの指定

ドキュメントが何も開いていないとき、どのツールバーを表示させるかを指定するには:

  1. 全てのドキュメントを閉じます。
  2. ウィンドウの枠を右クリックし、ツールバー(Toolbars)をクリックして選択、または選択解除します。
    すべてのドキュメントが閉じている場合は、ツール(Tools) > ユーザー定義(Customize)にアクセスできません。

状況依存ツールバーの表示

状況依存ツールバーのデフォルトの表示を設定するオプションに加えて、関連する標準合致や標準コンフィギュレーションの表示を状況依存ツールバーに指定できます。

状況依存ツールバーを表示するには:

  1. 部品、アセンブリ、または図面ドキュメントを開きます。
  2. ツール (Tools) > ユーザー定義 (Customize) をクリックするか、またはウィンドウの枠内で右クリックして ユーザー定義 を選択します。
  3. ツールバー(Toolbars)タブの状況依存ツールバー(Context toolbar)で、オプションを選択します。
    オプション 説明
    選択時に表示 (Show on selection) グラフィックス領域または FeatureManager デザイン ツリーで、フィーチャーを選択すると、状況依存ツールバーが表示されます。
    クイック コンフィギュレーション表示 (Show quick configurations) 選択した構成部品またはサブアセンブリのコンフィギュレーションに対する状況依存ツールバー アクセスを提供します。
    クイック合致の表示 (Show quick mates) 構成部品選択の適切な標準合致のクイック指定用に状況依存ツールバーを提供します。
    クイック合致後に整列の反転と回転のロックを表示する(Show flip alignment and lock rotation after quick mates) クイック合致状況依存ツールバーから合致を作成後、整列の反転および回転のロックのオプションを表示します。
    ショートカットメニューに表示(Show in shortcut menu) フィーチャーを右クリックしてショートカット メニューを表示すると、状況依存ツールバーが表示されます。
  4. OK をクリックします。

ツールチップ オプションおよびアイコン サイズ オプションの設定

ツールチップのオン/オフの有効化、詳細なツールチップの表示、および表示サイズ オプションの設定を ユーザー定義(Customize) ダイアログ ボックスから行うことができます。

ツールチップまたはサイズのオプションを設定するには:

  1. 部品、アセンブリ、または図面ファイルを開きます。
  2. ツール (Tools) > ユーザー定義 (Customize)をクリックするか、またはウィンドウの枠内で右クリックしてユーザー定義 (Customize) を選択します。
  3. ツールバー(Toolbars)タブで、オプションを選択します:
    1. ツールチップ(Tooltips)ツール ボタン名の表示(Show tooltips)を選択し、以下のオプションを選択します。
      イメージ付き大サイズ ツールチップ(Large tooltips with images) ツールチップ付きの短い説明が表示されます。 一部のツールチップには、イメージや短いアニメーションが含まれる場合があります。
      イメージなし大サイズ ツールチップ(Large tooltips without images) ツールチップ付きの短い説明が表示されます。
      小サイズ ツールチップ(Small tooltips) ツール名を表示します。
    2. アイコン サイズ(Icon size)で、サイズを選択します。
      SOLIDWORKS ソフトウェアを高解像度ディスプレイ付きのマシンで実行している場合、またはタッチ インターフェイスを使用しているときにツール選択を容易にするには、大サイズを選択します。

      低解像度のディスプレイでは、ソフトウェアによってスクロールバーが自動的に追加され、ダイアログ ボックスがサイズ変更されます。

    タブレットなどのタッチデバイスで、選択しやすくするには、表示(View)で利用可能なタッチ モード(Touch Mode) を有効にできます。 また、ボタン サイズ(Button Size)オプション(Options) フライアウト メニュー(標準ツールバー)から選択して、アイコンのサイズを大きくすることもできます。
  4. OK をクリックします。

ドッキングされたツールバーの現在のレイアウトのフリーズ

ユーザー定義(Customize)ダイアログ ボックスには、ツールバーと CommandManager の現在のステータス(ドッキング済みまたはドッキング解除)をフリーズできるオプションがあります。このオプションを使用することにより、ツールバーと CommandManager を誤って移動することが防止されます。

ドッキングされたツールバーの現在のレイアウトをフリーズするには:

  1. ツール(Tools) > ユーザー定義(Customize)をクリックするか、ウィンドウの枠内で右クリックして ユーザー定義(Customize)をクリックします。
  2. ツールバー(Toolbars)タブで CommandManager とツールバーのロック(Lock CommandManager and toolbars)を選択します。
    このオプションを選択したときに CommandManager とツールバーがドッキングされていた場合は、これらをドッキング解除できなくなります。

    このオプションを選択したときに CommandManager とツールバーがドッキング解除されていた場合は、これらをドッキングできなくなります。

  3. OK をクリックします。

クイック アクセス ツールの表示

クイック アクセス ツールは、メニュー バーまたは CommandManager に表示できます。

クイック アクセス ツールを表示するには:

  1. 部品、アセンブリ、または図面ファイルを開きます。
  2. ツール (Tools) > ユーザー定義 (Customize)をクリックするか、またはウィンドウの枠内で右クリックしてユーザー定義 (Customize) を選択します。
  3. ツールバー(Toolbars)タブのクイック アクセス ツール(Quick Access Tools)で、オプションを選択します。
    オプション 説明
    メニュー バーに表示(Show in the Menu Bar) メニュー バーにクイック アクセス ツールを表示します。
    CommandManager に表示(Show in the CommandManager) CommandManager の左側にクイック アクセス ツールを表示します。
    クイック アクセス ツールはオフにできません。 詳細は、メニュー バー(Menu Bar) を参照してください。