関係式駆動カーブ PropertyManager(Equation Driven Curve PropertyManager)

関係式駆動カーブ ツールでは、関係式を定義してカーブを作成します。

この PropertyManager を開くには:

既存の関係式駆動カーブを選択するか、新しい関係式駆動カーブを作成します(そのためには、たとえば、スケッチ(Sketch)ツールバーにある関係式駆動カーブ(Equation Driven Curve) ツールをクリックするか、 ツール(Tools) > スケッチ エンティティ(Sketch Entities) > 関係式駆動カーブ(Equation Driven Curve) をクリックします)。

関係式駆動カーブを作成する場合、使用する値はラジアンで表します。

二重引用符(等号が付かない)を使用して、関係式駆動カーブにグローバル変数を使用できます。

既存拘束関係(Existing Relations)

既存のカーブを選択した場合:
スケッチ中に自動的に推測された拘束関係、または幾何拘束の追加を使用して手動で作成した拘束関係を表示します。

リストの拘束関係を選択すると吹き出し がグラフィック領域でハイライト表示されます。

選択したスケッチ エンティティ(完全定義未定義など)のステータスを表示します。

拘束関係追加(Add Relations)

既存のカーブを選択した場合、選択エンティティに拘束関係を追加できます。 このリストには、選択エンティティで使用可能な幾何拘束のみ含まれます。

オプション(Options)

既存のカーブを選択した場合、作図線(For construction)をクリックし、エンティティを作図ジオメトリに変換します。

関係式タイプ(Equation Type)

明示的 範囲の開始点と終了点の X 値を定義できます。 Y 値は X 値の範囲に従って計算されます。
パラメトリック 範囲の開始点と終了点の T 値を定義できます。 X 値の関係式を定義し、Y 値には別の関係式を定義できます。 両方の関係式が T 値の範囲に従って解決されます。

3D スケッチの場合は、パラメトリック カーブのみ使用できます。

パラメータ(Parameters)

次のパラメータの適切な組み合わせを指定し、カーブに拘束関係が追加されていない場合に、カーブを定義できます。
関係式(Equation)
(明示的関係式) カーブを定義する関係式(Y に対する X の関数)を指定します。あるいは、カーブ関係式を定義(ここで、X、Y、X は T の関数)します。Z は 3D スケッチの場合のみです。

解決できない関係式や構文が正しくない関係式が入力された場合は、赤色で表示されます。

この指定では、関係式(Equations)ダイアログ ボックスでサポートされている任意の関数を使用できます。たとえば、次のような複雑な関係式を指定可能です:
2*(x + 3*sin(x))

関係式にフィーチャー寸法を使用できます。例を示します。

x^3/"D1@Sketch5"
、および (パラメトリック関係式)
パラメータ(Parameters)
(明示的関係式) 1 の値の範囲を指定します(1 が開始点、2 が終了点)(例: X1 = 0 と X2 = 2*pi)。
をクリックし、カーブ上の始点または終点の位置をロックまたはロック解除します:
  • (ロック): 開始点/終了点が固定されます。
  • (ロック解除): 開始点/終了点はカーブに沿ってドラッグできます。
(パラメトリック関係式)