PLM 属性をユーザー定義プロパティに割り当て

3DEXPERIENCE ユーザーは、管理者が属性マッピングを定義している場合、$PLMPRP を使用して、製品ライフサイクル管理(PLM)属性をユーザー定義プロパティに割り当てることができます。

PLM マッピング属性をユーザー定義プロパティに割り当てるこの機能は、SOLIDWORKS 2022 バージョンから使用できます。
PLM 属性は、SOLIDWORKS ドキュメントをプラットフォームに保存すると、3DEXPERIENCE に保存(Save to 3DEXPERIENCE) ダイアログ ボックスに表示されます。属性には、以下があります。
  • ブックマーク
  • リビジョン
  • 完成度状態
  • コラボレーション スペース
  • 予約の所有者

部品またはアセンブリのコンフィギュレーション プロパティ(Configuration Properties)タブや図面のユーザー定義(Custom)タブを使用して PLM 属性を割り当てます。これらの属性は、自動的にテキスト プロパティとして割り当てられます。

プロパティ(Properties) ダイアログ ボックスには以下が入力されます:
プロパティ名 タイプ 値/テキスト表現
CAD_PROP テキスト(Text) $PLMPRP:”CUSTO_ATTR”

例を示します。

cad_attr1
テキスト(Text) $PLMPRP:"XP_VPMReference_Ext.PP_attr1"

コンフィギュレーション プロパティ(Configuration Properties)タブで構成の既存の PLM 属性に新しい名前を作成できますが、親部品またはアセンブリのプロパティを作成や編集することはできません。

値/テキスト表現(Value/Text Expression)プロパティ ID(Prop ID)を選択して、プロパティを PLM 属性にリンクすることもできます。$PLMPRP アプローチは、PLM から CAD にマッピングされた属性にのみ使用し、両方向にマッピングされた属性には使用しないでください。

リプレゼンテーションのユーザー定義プロパティの PLM 属性が親物理プロダクトへリンクされます。詳細は、3DEXPERIENCE Platform の CAD ファミリーを参照してください。

ドキュメントを 3DEXPERIENCE Platform に保存していない場合、属性はプロパティ(Properties)ダイアログ ボックスで評価されません。

SOLIDWORKS 2018 以前で作成されたコンフィギュレーションに PLM 属性を追加するには、ユーザー定義プロパティを SOLIDWORKS 2022 以降で新しいフォーマットにアップグレードする必要があります。

ユーザー定義プロパティのアップグレード

SOLIDWORKS 2018 以前で作成されたドキュメントのユーザー定義プロパティをアップグレードすると、MySession 内の SOLIDWORKS 部品、アセンブリ、図面の PLM 属性を更新できるようになります。

ユーザー定義プロパティをアップグレードするには:

FeatureManager デザイン ツリーで部品名またはアセンブリ名を右クリックし、ユーザー定義プロパティのアップグレード(Upgrade custom properties)をクリックします。

ユーザー定義プロパティをアップグレードすると、前の状態に戻すことができません。