SOLIDWORKS での STEP、IGES、および ACIS ファイルのインポート

SOLIDWORKS 3D Interconnect は、STEP、IGES、および ACIS ファイル形式を読み込むことができます。

SOLIDWORKS 3D Interconnect は、 基準平面およびユーザー定義属性またはユーザー定義プロパティを、これらのニュートラル形式から読み込むことができます。

SOLIDWORKS で STEP、IGES、および ACIS ファイルを開くには:

  1. ファイル(File) > 開く(Open)をクリックします。
  2. オプション: 3DEXPERIENCE ユーザー: 3DEXPERIENCE から開く(Open from 3DEXPERIENCE)ダイアログ ボックスが表示されたら、この PC(This PC)をクリックします。
  3. ダイアログ ボックスのファイルの種類(Files of type)で目的のファイル形式を選択します。
    • STEP AP203/214/242(*.step、*.stp)。
    • IGES(*.igs、*.iges)
    • ACIS (*.sat)
    STEP ファイルをインポートすると、3D Interconnect を有効にしたかどうかに関係なく、元のボディ名が保持されます。

    制限事項:

    • 名前属性が関連付けられているシート ボディは、元のボディ名を保持しません。
    • 外部言語属性を含む STEP ファイルの場合、属性をエンコードして適切な名前を指定する必要があります。SOLIDWORKS 2024 SP02 以降でファイルを STEP ファイルとしてエクスポートすると、属性エンコーディングが自動的に作成されます。SOLIDWORKS の以前のリリースでは、自動属性エンコーディングは提供されていません。

  4. ダイアログ ボックスで、目的のファイルを参照します。
  5. STEP ファイルの場合、フィルタを有効にする(Enable Filter)オプションを選択して、インポート前にフィルタを適用します。これにより、カスタマイズされた FeatureManager デザイン ツリーからファイルまたはモデルの選択した構成部品のみをインポートできます。詳細は、フィルタを適用して STEP ファイルをインポート を参照してください。
  6. オプション(Options)をクリックします。
  7. システム オプション(System Options)ダイアログ ボックスで、次のオプションを設定します。
    オプション 説明
    インポートするエンティティ

    ソリッドおよびサーフェス

    データをソリッドおよびサーフェス エンティティとしてインポートします。 次のいずれかのオプションを選択します:

    • ソリッド形成(Try forming solid(s)) ソリッドを形成します。
    • 編みあわせない(Do not knit) サーフェスとしてインポートし、サーフェスが編みあわされないようにします。

    スケッチとしてのフリー カーブおよび点

    データをフリー カーブおよび点のある 2D または 3D スケッチとしてインポートします。

    参照平面

    ファイルからすべての参照平面をインポートします。

    ユーザー定義属性

    ユーザー定義属性を読み込み、これを SOLIDWORKS ユーザー定義プロパティに書き込みます。

    オプション

    アセンブリ構成のマッピング

    次のいずれかのオプションを選択します:

    • デフォルト(ファイルに従う)(Default(As per the file))。 ファイルのアセンブリ構造を保持し、データの後処理は行いません。
    • マルチ ボディを部品としてインポート(Import multiple bodies as parts) マルチボディ部品が SOLIDWORKS にインポートされる場合にアセンブリを作成します。
    • アセンブリをマルチ ボディ部品としてインポート(Import assembly as multiple body part). アセンブリが SOLIDWORKS にインポートされる場合、アセンブリ構造を無視し、マルチボディ部品を作成します。

    自動的にインポート診断を実行 (修復)

    ファイルをインポートすると、インポート診断が自動的に実行されます。選択解除すると、ファイルをインポートする度に、インポート診断の実行に関してプロンプトが表示されます。

    ギャップ修復(Heal Gap)、面修復(Repair Face)、面削除(Delete Face)、ギャップ除去(Remove Gap)などのインポート診断オプションが使用可能になるのは、解体機能をニュートラル CAD ファイルに適用するか、リンク解除機能をサードパーティ CAD ファイルに適用した後のみです。

    解析面の作成(遅い)

    複雑な形状サーフェスを持つフェースを、一致する解析形式に変換します。

    このオプションは正確な解析面を作成するため、より正確です。 結果はよりコンパクトになりますが、すべての形状に対して追加の処理が必要になります。

    インポート単位

    インポート ファイルの測定の単位を選択します。

    • ファイル指定単位(File specified unit): インポートしたファイルの単位を使用します。
    • ドキュメント テンプレート指定単位(Document template specified unit): ツール(Tools) > オプション(Options) > システム オプション(System Options) > デフォルト テンプレート(Default Templates) の、SOLIDWORKS テンプレート ファイルで指定されている単位を使用します。

  8. OK をクリックします。
    FACETEDBREP データを含む STEP ファイルは、デフォルトではグラフィック ボディとしてインポートされます。 ジオメトリをロード(Load Geometry)を選択すると、BREP データとしてインポートできます。