ScanTo3D の概要(ScanTo3D Overview)

SOLIDWORKS ソフトウェアの ScanTo3D 機能を使用し、任意のスキャナー データ(メッシュまたは点群ファイル)または数学ソフトウェアからの曲面データを開き、データを用意し、その後でサーフェスまたはソリッド モデルに変換できます。

スキャン データは、新規部品ドキュメントとして開くことも、また現在アクティブな部品ドキュメントにインポートして開くこともできます。 オプション(Options)を開く(Open)ダイアログ ボックスでクリックしてオプションを設定します。
ScanTo3Dは、複雑な3Dモデルをデジタル化されていないデータから構築する時間を著しく短縮します。設計者はさまざまな目的にScanTo3Dを使用できます。
  • 医療設計: 参照用の解剖学的構造オブジェクトの作成

    サーフェス ウィザード(Surface Wizard)の自動作成(Automatic creation)オプションを使用して、手をスキャンしたデータを元に作成したソリッド形状の例
  • コンシューマー製品設計:粘土や発泡樹脂製品などで作成した実際の構成部品の迅速な再現
  • 機械設計: OEM 部品のクイック リファレンスの作成
ScanTo3D は SOLIDWORKS Professional、SOLIDWORKS Premium、および SOLIDWORKS Ultimate で使用できます。ScanTo3D をアクティブにするには、ツール(Tools) > アドイン(Add-Ins)をクリックし、ScanTo3D を選択します。

ScanTo3Dプロセスの概要