汎用的スプリング結合の定義

汎用的スプリング結合は、SOLIDWORKS Simulation Professional および SOLIDWORKS Simulation Premium で使用できます。

次のタイプのジオメトリ要素間に汎用的スプリング結合を使うことができます。

  • 同心円筒面
    スプリング結合の 2 つの参照点は相互作用点(Pc)に配置され、2 つの円筒の中心点(c1 と c2)の中間点に配置されます。6 個の剛性パラメータを使用して、参照点の相対並進および回転に対するスプリングの抵抗を定義します。スプリングの 1 つ目の参照点は、分布結合を使用して円筒面1 の結合点に接続し、2 番目の参照点も同様に、円筒面 2 の結合点に接続します。

  • 平行でない平面と平行な平面
    スプリング結合の 2 つの参照点は相互作用点(Pc)に配置され、2 つの平面の中心点(c1 と c2)の中間点に配置されます。一般的なスプリングの定式化では、スプリングの参照点と平面にある結合点との間に分布結合が適用されます。

  • 平坦でない面
    スプリング結合の 2 つの参照点は相互作用点(Pc)に配置され、球面と円筒面の中心点(c1 と c2)の中間点に配置されます。一般的なスプリングの定式化では、スプリングの参照点と面にある結合点との間に分布結合が適用されます。

汎用的スプリング結合ごとに、最大 6 個の剛性パラメータ、ローカル座標系、単位長さあたりの予圧荷重を定義できます。