図面の評価済み属性を使用した完成度の変更の追跡

評価済み属性は、3DEXPERIENCE platform に保存された SOLIDWORKS 図面の完成度の変更を自動的に追跡して表示します。

一般的な使用では、始めに設計者と製造者の承認タスクを含むルート テンプレートを作成します。各タスクは、MySession の Change Action コマンドを使用して承認され、図面の完成度が更新されます。すべてのタスクが承認されると、図面のステータスがリリース済み(Released)に変わります。

この機能のワークフローは次のとおりです:
  1. SOLIDWORKS で図面ファイルを開きます。
  2. 次の PLM プロパティを参照するアノテート アイテムを追加します。
    • ea_changestatusaction: 図面をステートアップするために使用された Change Action。
    • ea_changestatusdate: 完成度変更の日付。
    • ea_changestatusby[i]: 完成度変更を実行したユーザー。
    • ea_changestatustask[i]: 完成度変更を実行するために使用されたタスク。
  3. 属性が登録されるように、図面を 3DEXPERIENCE platform に保存します。
  4. SOLIDWORKS で図面を再構築し、アノテートアイテムが正しく表示されるようにします。
  5. MySession で、Change Action または Change Status コマンドを使用して、図面のステータス(作業中(In Work)凍結(Frozen)リリース済み(Released)破棄(Obsolete)など)を更新します。
  6. 3DPlay またはサポートされている任意の Web ビューアーで図面を開き、更新されたアノテート アイテムを表示し、情報が正確であることを確認します。
評価済み属性の使用には、次の制限があります:
  • スタンドアロン アノテート アイテムでのみ機能し、テーブル内のプロパティや他のプロパティとの組み合わせはサポートされていません。
  • インデックス生成のため、通常の属性は遅延が発生する場合がありますが、ea_ 属性は即時に更新されます。
  • タスクや日付フィールドなどの空の属性は、SOLIDWORKS では "-" として表示されます。
  • UDL および PDF 形式のみがサポートされ、DXF/DWG はサポートされません。
  • 完成度遷移のタスクは、図面がリリースされるか、廃版としてマークされた後にのみ評価されます。