Toolbox 穴寸法テキスト

穴寸法テキストを追加して、図面のメカニカル Toolbox の穴に寸法および説明の注釈を付けます。

寸法テキスト付きの穴を選択して、穴テーブルを作成できます。テーブルには、選択した穴の位置と説明がリストされます。

穴寸法テキストの形式と内容は、以下によって異なります。

• 穴のカテゴリ

  座ぐり

  皿穴

  通し穴

  ねじ穴

  注記: スロット寸法テキストは使用できません。

• 穴のプロパティで押し出し状態がブラインド（Blind）または全貫通（Thru）のどちらであるか。
• Toolbox - 穴寸法テキスト（Hole Callout）ダイアログ ボックスで指定した設定。

  以下を選択できます。

  • 記号（Symbols）とテキスト、またはテキストのみ（従来（Traditional））を使用して、寸法テキストを表示します
  • 寸法テキストを適用した穴と正確に一致する穴の数を、寸法テキストの前に置きます。
  • 従来型の寸法テキストの後に説明を付加します。

次の表に、寸法テキスト値を示します。

座ぐり穴寸法テキスト

シンボル(B)

押し出し状態- ブラインド（Blind）

押し出し状態 - 全貫通（Thru）

状態	出力
押し出し状態がブラインド（Blind）の場合 : 押し出し状態が全貫通（Thru）の場合:	穴の直径 穴の深さ 穴の直径 THRU
常に表示。	座ぐり穴の直径 座ぐり穴の深さと頭部のクリアランス
皿穴の表面の直径と角度 > 0 の場合°	皿穴の表面の直径 X 皿穴の表面の角度° NEAR SIDE
皿穴の首下の直径と角度 > 0°	皿穴の首下の直径 X 皿穴の首下の角度° MID SIDE
皿穴の裏面の直径と角度 > 0 の場合° （ブラインド（Blind）押し出し状態には適用されません）	皿穴の裏面の直径 X 皿穴の裏面の角度° FAR SIDE

従来

押し出し状態 - ブラインド（Blind）

押し出し状態 - 全貫通（Thru）

皿穴寸法テキスト

シンボル(B)

状態	出力
押し出し状態がブラインド（Blind）の場合 押し出し状態が全貫通（Thru）の場合	穴の直径 穴の深さ 穴の直径 THRU
常に表示。	皿穴の直径 X 皿穴の角度°
皿穴の裏面の直径と角度 > 0 の場合° （ブラインド（Blind）押し出し状態には適用されません）	皿穴の裏面の直径 X 皿穴の裏面の角度° FAR SIDE

従来

通し穴寸法テキスト

記号

状態	出力
押し出し状態がブラインド（Blind）の場合 押し出し状態が全貫通（Thru）の場合	穴の直径 穴の深さ 穴の直径 THRU
皿穴の表面の直径と角度 > 0 の場合°	皿穴の表面の直径 X 皿穴の表面の角度° NEAR SIDE
皿穴の裏面の直径と角度 > 0 の場合° （ブラインド（Blind）押し出し状態には適用されません）	皿穴の裏面の直径 X 皿穴の裏面の角度° FAR SIDE

従来

ねじ穴寸法テキスト

記号

状態	出力
押し出し状態がブラインド（Blind）の場合 押し出し状態が全貫通（Thru）の場合	ねじ下穴ドリルの直径 ねじ下穴ドリルの深さ ねじ下穴ドリルの直径 THRU
常に表示。	タップねじのサイズ タップねじの深さ
皿穴の表面の直径と角度 > 0 の場合°	皿穴の表面の直径 X 皿穴の表面の角度° NEAR SIDE
皿穴の裏面の直径と角度 > 0 の場合° （ブラインド（Blind）押し出し状態には適用されません）	皿穴の裏面の直径 X 皿穴の裏面の角度° FAR SIDE

従来

内容

• 穴寸法テキストの追加
• 穴テーブルの作成

  穴テーブルを作成すると、Toolbox では、ユーザーが指定する穴用の位置の自動調整チャートが挿入されます。

• 穴テーブルの編集

  穴テーブルで穴の座標を変更することによって、穴の位置を変更できます。

• Toolbox - 穴テーブル位置の変更

  Toolbox - 穴テーブル位置の変更ダイアログ ボックスを使用し、座標の変更により穴の位置を変更します。