ワークスペース ファイルは、ユーザー インタフェース要素の構造を定義します。 デフォルトでは、メニューベースのワークスペースおよびリボンベースのワークスペースを使用できます。
カスタマイズ（Customize）ダイアログ ボックスの UI プロファイル（UI Profile）ページを使用して、各ワークスペースのクイック アクセス ツールバー、リボン タブ、メニュー、ツールバー、その他の要素などのユーザー インタフェース要素を整列および管理できます。
application_overrides.xml ファイルによって、使用する管理 UI カスタマイズ ファイルの位置が示され、使用されるソフトウェアのバージョンおよび言語が決定されます。
ファイルは、ローカル コンピュータ上の特定アプリケーション関連フォルダに保存される必要があります: %programdata%\<会社名>\<アプリケーション名>\workspace_overrides.xml
.xml ファイルは、次の例に示すように特定の構文を使用します。
サンプル workspace_overrides.xml ファイル
<?xml version="1.0"?>
<workspaceoverrides>
<version build="*">
<workspace name="Corporate">
<setting type="QString" value="U:\Common\CAD\Shared\ui_workspace_all.xml"/>
</workspace>
</version>
</workspaceoverrides>
version タグで、build パラメータは、後続のワークスペース ファイルの設定が適用されるバージョンを指定します。 アスタリスク（*）は、後続のワークスペース ファイルが、プログラムのすべてのインストール済みバージョンに適用されることを示します。
workspace タグで、name パラメータは、アプリケーション（Application）ボタンの隣にあるアプリケーション ウィンドウの上部のドロップダウン リストに表示されるワークスペースの名称を指定します。 ワークスペース セクションには複数のワークスペースを指定できます。
value パラメータで、settings タグは、ユーザーが選択したときにロードするワークスペース ファイル（.xml タイプのファイル）を指定します。 共通ワークスペース ファイルは、通常はネットワーク ドライブおよびフォルダにあります。
値の上書きでは、ファイル仕様の順序を保持する必要があります。
ユーザーは、管理ワークスペースを選択することはできますが、編集することはできません。