寸法テキストの編集とフォーマット(Editing and Formatting Dimension Text)
寸法作成時に、寸法文字の編集またはフォーマットを行うコマンドを使用できます。
ParallelDimensionコマンドがその例です。2つの点を指定するか、寸法をつけるエンティティを指定すると、寸法線の位置の入力を求めるプロンプトが表示されます。ここで、 注釈、文字、または角度オプションを指定することにより、寸法文字の編集を行うことができます。その後再度寸法線の位置指定を求められます。
オプション:角度、注釈、文字、または
寸法線の位置を指定»
寸法文字編集オプション
角度(Angle)
角度(Angle)オプションは寸法文字の角度を変更します。
寸法テキストの角度の指定を求められます。回転する角度を入力します。
エンティティスナップ機能を使うことにより、測定するエンティティに寸法文字を整列させることができます。
たとえば、平行寸法(通常角度ゼロで作成される)の寸法文字を、端点にスナップすることで寸法線に整列させることができます。
注釈(Note)
注釈(Note)オプションにより、寸法文字を 注釈の編集(Edit Note)ダイアログボックスの複数行テキストエディタで変更できます。
テキストの変更または追加ができます。特殊文字や記号を追加するのに制御コードやUnicode文字列を使用することができます。特殊文字(Special Characters)リストにはこれらの特殊文字(度、直径、プラスマイナス、不等号等)が含まれています。
フォントの変更や、太字、斜体の指定、下線を指定することもできます。
文字(Text)
文字(Text)オプションでは寸法文字を変更できます。
文字列内の測定値を指定するには、<>を使って表現します。たとえば、生成された測定値"2.54" を "approx. 2.54" に変更したい場合、寸法文字を求めるプロンプトに対して"approx. <>"と入力します。