SOLIDWORKS PDM および SOLIDWORKS Manage

SOLIDWORKS PDM は、以前 SOLIDWORKS Enterprise PDM と呼ばれていたクライアント/サーバー アーキテクチャに基づくドキュメント管理製品です。 SOLIDWORKS PDM には次の 2 種類があります。
  • SOLIDWORKS PDM Standard
  • SOLIDWORKS PDM Professional

SOLIDWORKS PDM は Microsoft SQL Server データベースを使用してファイル ボルトを管理します。

この表には、各製品タイプで使用できるデータベース システム、サーバー コンポーネント、およびクライアント オプションがリストされています。
  PDM Standard PDM Professional
設計対象 小規模~中規模のオフィス ネットワーク(一般的に 20 以下の同時ユーザー)。 大規模オフィス ネットワーク(多数の同時ユーザー)
制限 1 ソケットまたは 4 コア(どちらか少ない方)、1 GB RAM、10 GB データベース サイズ SQL Standard の制限: 4 ソケットまたは 16 コア(どちらか少ない方)、128 GB RAM、524 PB データベース サイズ
データベース管理システム Microsoft SQL Server Express 2019 以降のバージョン(2022 まで)。 Microsoft SQL Server 2019 以降のバージョン(2022 まで)。
SolidNetWork License Manager が必要ですか? はい はい
アーカイブ サーバーとデータベース サーバーが含まれていますか? はい はい
SOLIDWORKS PDM Web2 サーバーと WebAPI サーバーが含まれていますか? いいえ はい
クライアント タイプ ネイティブ ネイティブ、ブラウザ ベース
CAD Editors クライアント アドイン SOLIDWORKS、DraftSight SOLIDWORKS、DraftSight、Microsoft Office Integration
Contributor クライアント アドイン DraftSight DraftSight、Microsoft Office Integration
Viewer クライアント アドイン   Microsoft Office 統合

SOLIDWORKS Manage Professional では、高度なデータ管理ツールが SOLIDWORKS PDM Professional に提供されます。 高度なバージョン制御機能、およびプロジェクト、プロセス、アイテムの管理機能が提供されます。 インタラクティブなダッシュボードとレポートでは、アイテム、アクティビティ、プロジェクト完了までの進行状況を追跡できます。

SOLIDWORKS Manage Professional のアーキテクチャは、SOLIDWORKS PDM Professional に似ています。アイテムおよびプロジェクト データを管理するために Microsoft SQL Server データベースを用いる、クライアント/サーバー アーキテクチャを使用します。データベース、ファイル サーバー、Web サーバー機能の 3 つのサービスがあり、シック クライアントと Web ブラウザ クライアントの両方がサポートされます。これら 3 つのサービスは、同一のサーバー上でホストすることも、別々のサーバー上でホストすることもできます。SOLIDWORKS Manage Professional Editor のライセンスを所有するユーザーは、SOLIDWORKS Manage アドインを使用すると、SOLIDWORKS の内部から Manage のデータに直接アクセスできます。

SOLIDWORKS Installation Manager を使用すると、SOLIDWORKS Manage Professional のサーバーとクライアントをインストールすることができます。

SOLIDWORKS Manage Professional のインストール手順については、SOLIDWORKS PDM/SOLIDWORKS Manage インストレーション ガイドを参照してください。