P&ID ファイル フォーマット(P&ID File Format)

.xml ファイルは、ルーティング アセンブリに組み込む機器と配管またはチューブ システムの個々の装置を指定します。このファイルは、SOLIDWORKS P&ID ファイル フォーマットに適合していなければなりません。

P&ID ファイル フォーマットの例を表示するには、次の場所からサンプルの P&ID xml ファイルをダブルクリックします: C:\ProgramData\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS version\design library\routing\piping\pnid sample version.xml

P&ID データ(P&ID Data)

注記として書かれていない場合、属性文字列の値は任意です。 必須の値と要素は、* で表示されています。
要素(Element) 属性 要素あるいは属性の説明(Element or Attribute Description)
<PnIDData> *   すべての P&ID ファイルを開始する含ませる要素を指定します。
終了要素 </PnIDData> を必要とします。
<バージョン> P&ID ファイルバージョンの文字列の値を定義します。
<SystemInfo> *   配管とインストルメンテーション システムを説明している要素のコンテナを指定します。
終了要素 </SystemInfo> を必要とします。
<Description> * value * 配管計装システムを説明している文字列の値を定義します。
P&ID 検証レポートのツリー表示に説明が表示されます。
<Comment> P&ID ファイルについてのコメントの文字列の値を定義します。
<EquipmentReferenced> *   配管とインストルメンテーション システムのすべての <Equipment> 要素のコンテナ要素を指定します。
終了要素 </EquipmentReferenced> を必要とします。
<PipelineInfo>   配管継手と 配管の接続のコンテナ要素を指定します。
終了要素 </PipelineInfo> を必要とします。
ルーティング アセンブリで複数のパイプラインを設計するために複数要素を定義することができますが、個別のルーティング アセンブリで、同じタグで2つのパイプラインを割り当てることはできません。
<TubelineInfo>   チューブ継手と接続のコンテナ要素を指定します。
終了要素 </TubelineInfo> を必要とします。
ルーティング アセンブリで複数のチューブラインを設計するために複数要素を定義することができますが、個別のルーティング アセンブリで、同じタグで2つのチューブラインを割り当てることはできません。
<Description> 配管計装システムまたはチューブ システムを説明している文字列の値を定義します。
<Comment> 配管システムまたはチューブ システムについてのコメントの文字列の値を定義します。
<Name> * value * 配管システムまたはチューブ システムの名前の文字列の値を定義します。
<Tag> * value * 配管システムまたはチューブ システム タグの一意の文字列の値を定義します。
この値は、タスク パネルの配管とインストルメンテーションタブに表示されます。
<In-lineFittings> *   <Fitting> 要素で定義された配管継手またはチューブ継手のコンテナ要素を指定します。
終了要素 </In-lineFittings> を必要とします。
<Connections> *   <PipeSegment> 要素または <TubeSegment> 要素で定義された接続配管または接続チューブのコンテナ要素を指定します。
終了要素 </Connections> を必要とします。

機器 と管継手(Equipment and Fitting)

注記として書かれていない場合、属性文字列の値は任意です。
要素(Element) 属性 要素あるいは属性の説明(Element or Attribute Description)
<Equipment>* または <Fitting>*   配管計装システムのすべての部分的な機器、または管継手のコンテナ要素を指定します。
適切な終了要素を必要とします。
<ID> * value * 部分的な機器、または管継手を識別するユニークな文字列の値を定義します。
<Tag> * value * 機器、または管継手の一意の文字列の値を定義します。
この値は、タスク パネルの配管とインストルメンテーションタブに表示されます。
<Description> 部分的な機器、または管継手を説明する文字列の値を定義します。
<PartNumber> 部分的な機器または管継手の SOLIDWORKS 部品名の文字列の値を定義します。
部品名を割り当てない場合、<Type><SubType><Size><Specification> 要素でライブラリ検索を指定できます。
<Config> 部分的な機器または管継手の SOLIDWORKS 部品コンフィギュレーションの文字列の値を定義します。
<Area> 機器、または管継手面積サブタグの文字列の値を定義します。
<Type> 構成部品タイプの文字列を定義します。例えば、"tee""reducer" などです。
<Type> 値を割り当てなかった場合は、構成部品選択ダイアログボックスが表示されるときに、ファイルを検索するように求められます。
<SubType> valve 部品タイプに、サブタイプの文字列の値を定義します。例えば、"gate""globe" などです。
<System> 部分的な機器、または管継手が属するルーティングサブシステムに名前を割り当てる、機器システムの文字列の値を定義します。
<Size> 名目サイズを指定する機器、または管継手サイズ サブタグの文字列の値を定義します。 部品名とコンフィギュレーションを指定しないとき、サイズはデータベース検索に役に立ちます。
<Specification> 仕様サブタグの文字列の値を定義します。
<Custom>  
ユーザー定義の属性と値のために含ませる要素を指定します。 <Custom> 要素に <CustomAttribute> 要素を含ませます。
ユーザー定義の属性値がメタデータを提供しますが、P&ID ファイルからルーティング アセンブリを作成するときに参照されません。

例えば、ユーザー定義の属性 width を配管セグメントの値 1.345 に定義するには、次を <PipeSegment> 要素に組み込みます。 <Custom> <CustomAttribute name="width" value="1.345"/> </Custom>

<CustomAttribute> 名前(name) ユーザー定義属性の名前の文字列を定義します。
ユーザー定義属性の文字列の値を定義します。

PipeSegment

要素(Element) 属性 要素あるいは属性の説明(Element or Attribute Description)
<PipeSegment> *   配管計装システムの配管セグメントのコンテナ要素を指定します。
終了要素 </PipeSegment> を必要とします。
<ID> * value * 配管セグメントを識別するユニークな文字列の値を定義します
<Tag> * value* 配管セグメントタグのユニークな文字列の値を定義します。
<Diameter> 配管の直径の文字列の値を定義します。 この値はインチで解釈されます。
<FromEquip> * value * 配管セグメントが経由される場所から、機器の <tag> の値と一致する文字列を定義します。
任意の <Equipment> 要素と、同じ <PipelineInfo> 要素で指定した任意の <Fitting> 要素までのタグの値を参照することができます。
<FromEquipPort> * value * 配管セグメントが経由される機器ポートの文字列からの値を定義します。
<FromEquipSize> 配管セグメントが経由される機器サイズの文字列の値を定義します。
<ToEquip> * value * 配管セグメントが経由される場所に、機器の <tag> の値と一致する文字列を定義します。
任意の <Equipment> 要素と、同じ <PipelineInfo> 要素で指定した任意の <Fitting> 要素までのタグの値を参照することができます。
<ToEquipPort> * value * 配管セグメントが経由される機器接続ポイント ポートIDへの文字列の値を定義します。
<ToEquipSize>* value * 配管セグメントが経由される機器サイズへの文字列の値を定義します。
<Area> 配管セグメント面積サブタグの文字列の値を定義します。
<System> 配管セグメントが属するルーティング サブシステムに名前を割り当てる配管セグメントサブタグに文字列の値を定義します。
<Size> 名目サイズを指定する配管セグメントサイズ サブタグの文字列の値を定義します。
<Fluid> オイルまたは水等の配管セグメントを通して輸送した液体のタイプを指定する流体サブタグに、文字列の値を定義します。
<PhaseState> 配管セグメントを通して輸送した材料の物理的な段階を指定するフェーズ ステータス サブタグに、文字列の値を定義します。 次の値の何れか一つを割り当てます:

一色

液体

気体

<Insulation> 配管セグメント断熱サブタグの文字列の値を定義します。
<Identifier> 配管セグメント識別子サブタグの文字列の値を定義します。
タグスキームから定義された、それぞれの配管セグメントタグがユニークであることを確認するために、識別子サブタグにユニークな値を入力します。
<Custom>  
ユーザー定義の属性と値のために含ませる要素を指定します。 <Custom> 要素に <CustomAttribute> 要素を含ませます。
ユーザー定義の属性値がメタデータを提供しますが、P&ID ファイルからルーティング アセンブリを作成するときに参照されません。
<CustomAttribute> 名前(name) ユーザー定義属性の名前の文字列を定義します。
ユーザー定義属性の文字列の値を定義します。

TubeSegment

要素(Element) 属性 要素あるいは属性の説明(Element or Attribute Description)
<TubeSegment> *   配管計装システムのチューブ セグメントのコンテナ要素を指定します。
終了要素 </TubeSegment> を必要とします。
<ID> * value * チューブ セグメントを識別するユニークな文字列の値を定義します
<Tag> * value* チューブ セグメントタグのユニークな文字列の値を定義します。
<Diameter> チューブの直径の文字列の値を定義します。 この値はインチで解釈されます。
<FromEquip> * value * チューブ セグメントが経由される場所から、機器の <tag> の値と一致する文字列を定義します。
任意の <Equipment> 要素と、同じ <TubelineInfo> 要素で指定した任意の <Fitting> 要素までのタグの値を参照することができます。
<FromEquipPort> * value * チューブ セグメントが経由される機器ポートの文字列からの値を定義します。
<FromEquipSize> チューブ セグメントが経由される機器サイズの文字列の値を定義します。
<ToEquip> * value * チューブ セグメントが経由される場所に対する機器の <tag> の値と一致する文字列を定義します。
任意の <Equipment> 要素と、同じ <TubelineInfo> 要素で指定した任意の <Fitting> 要素までのタグの値を参照することができます。
<ToEquipPort> * value * チューブ セグメントが経由される機器接続ポイント ポートIDへの文字列の値を定義します。
<ToEquipSize> * value * チューブ セグメントが経由される機器サイズの文字列の値を定義します。
<Area> チューブ セグメント面積サブタグの文字列の値を定義します。
<System> チューブ セグメントが属するルーティング サブシステムに名前を割り当てる配管セグメントサブタグに文字列の値を定義します。
<Size> 名目サイズを指定するチューブ セグメント サイズ サブタグの文字列の値を定義します。
<Fluid> オイルまたは水等のチューブ セグメントを通して輸送した液体のタイプを指定する流体サブタグに、文字列の値を定義します。
<PhaseState> チューブ セグメントを通して輸送した材料の物理的な段階を指定するフェーズ ステータス サブタグに、文字列の値を定義します。 次の値の何れか一つを割り当てます:

一色

液体

気体

<Insulation> チューブ セグメント断熱サブタグの文字列の値を定義します。
<Identifier> チューブ セグメント識別子サブタグの文字列の値を定義します。
タグスキームから定義された、それぞれのチューブ セグメントタグがユニークであることを確認するために、識別子サブタグにユニークな値を入力します。
<Custom>  
ユーザー定義の属性と値のために含ませる要素を指定します。 <Custom> 要素に <CustomAttribute> 要素を含ませます。
ユーザー定義の属性値がメタデータを提供しますが、P&ID ファイルからルーティング アセンブリを作成するときに参照されません。
<CustomAttribute> 名前(name) ユーザー定義属性の名前の文字列を定義します。
ユーザー定義属性の文字列の値を定義します。