スケッチ拘束のFAQ(FAQ Sketch Relations)

回答: 概念

  1. なぜ重複寸法、または距離合致を持つことができないのはなぜでしょうか?
    ソフトウェアは寸法をパラメトリックな、変更できるエンティティとして扱います。既に拘束や合致により定義されたエンティティに寸法を追加できれば、寸法の変更によってその拘束や合致に違反することになります。例:
    完全定義のスケッチ。
    冗長な垂直拘束が追加されます。スケッチは完全定義のままです。
    冗長な寸法が追加されます。スケッチは重複定義されています。

    後から寸法を 90 度以外に変更すると拘束と矛盾します。この潜在的な矛盾を避けるために、ソフトウェアは、寸法を削除するか、従動寸法とするか、寸法を削除するよう要求し、スケッチを重複定義します。

    また、冗長な拘束が存在する際に矛盾を解決することはより困難です。垂直な拘束と隣接した水平、あるいは垂直の拘束を削除できます。SketchXpert機能はすべての可能な解決策を示します。 

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  2. スケッチ拘束とはなんですか?

    スケッチ拘束とは、スケッチエンティティ同士もしくはスケッチエンティティと平面、軸、エッジ、頂点との間の幾何拘束のことです。拘束は自動または手動で追加することができます。

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答え(Answers):手順(Procedures)

  1. 自動拘束はオフに設定できますか?

    はい(Yes)

    ツール(Tools) > スケッチ設定(Sketch Settings)をクリックし、自動拘束(Automatic Relations)を選択解除します。

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  2. スケッチ拘束はどのように表示しますか?

    (表示ツールバーの)スケッチ拘束関係の表示(View Sketch Relations) 、または 表示(View) > 表示/非表示(Hide/Show) > スケッチ拘束(Sketch Relations) をクリックして、スケッチ拘束を表示します。 表示(View) > 表示/非表示(Hide/Show) > スケッチ拘束(Sketch Relations) を選択解除しても、開いたスケッチでスケッチ エンティティを選択すると、スケッチ拘束アイコンが表示されます。

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  3. 不要な拘束を避けるには、どうすればよいですか?

    自動拘束をオフにします。上記の自動拘束はオフに設定できますか? を参照してください。

    - または -

    スケッチ エンティティを動かすとき、スケッチの寸法と拘束が解決されないように、(スケッチ ツールバーの)解決なしの移動(No Solve Move) をクリックしてください。

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  4. 不要な拘束になった場合、どうすればよいですか?
    これらのテクニックを使ってください:
    • 拘束を表示している状態で、グラフィックス領域で拘束を削除してください。
    • プロパティ(Properties)PropertyManager の既存拘束関係(Existing Relations)で、拘束を削除してください。
    • 寸法はグラフィックス領域から削除してください。
    • (寸法/拘束ツール バーの)幾何拘束の表示/削除(Display/Delete Relations) を使って拘束を削除します。

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  5. スナップ とは何ですか?

    スナップはエンティティーがどのようにお互いにスナップするかをコントロールするスケッチ設定です。スナップには2つのタイプがあります:

    スケッチ スナップ

    すべてのスケッチコマンドに適用される全体的なスケッチ設定

    クィック スナップ

    スケッチの際に設定する、単一操作のスケッチ スナップです。

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  6. スナップを設定するには、どうすればよいですか?

    標準ツールバーで、 オプション(Options) > システム オプション(Systems Options) > スケッチ(Sketch) > 拘束/スナップ(Relations/Snaps) の順にクリックし、スナップ オプションを設定します。

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  7. 重複定義とは何ですか?どのように直しますか?

    重複定義されたスケッチの定義:

    • 寸法や拘束がお互いに矛盾している
    • 寸法がスケッチを過剰拘束している
    • 寸法の編集により、不正なジオメトリが作成されます。

    設計意図と矛盾する拘束や寸法は削除して下さい。SketchXpert を使います。

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  8. 拘束先が不明なスケッチ、寸法とは何ですか?どのように直しますか?

    拘束や寸法が適用されている(スケッチ外の)エンティティが変更・削除された場合、拘束や寸法は拘束先不明になります。寸法、拘束は解決されません。

    たとえば、スケッチのブロックの隅に寸法を付けます。次に、スケッチの前にコーナーを除去するカット フィーチャーを挿入します。コーナーが存在しなくなったため、寸法角度が表示されます。

    寸法を削除するか、修復して下さい。拘束先が不明な拘束を右クリックします。スケッチ拘束または寸法を自動修復(Auto Repair Sketch Relation or Dimension) をクリックし、選択した、拘束先が不明な幾何拘束をコンテキスト ツールバーから修復できます。

    拘束関係の表示/削除(Display/Delete Relations)PropertyManager で、検索置換(Find Replacement)および置換(Replace)を使用して、スケッチの拘束先が不明な幾何拘束を固定できます。拘束先が不明なすべての幾何拘束関係を自動的に修正するには、すべての拘束先が不明なアイテムを修復(Repair All Dangling)を使用します。

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