SOLIDWORKS Resource Monitor

SOLIDWORKS Resource Monitor ユーティリティは、SOLIDWORKS またはシステムが使用しているリソースを監視します。

リソースが少なくなると、SOLIDWORKS Resource Monitor は、Windows タスク バーの通知領域にメッセージを表示します。このメッセージを利用して、システムの異常やデータの消失などを回避するための処置を実行できます。

SOLIDWORKS Resource Monitor は、以下のリソースを監視します。

リソース 説明
システム メモリ 物理 RAM とページ ファイル サイズの合計。Windows では、この合計をコミット チャージと呼びます。
GDI ハンドル ユーザー インターフェイスを画面に描画するために使用される有限のリソース。

通知領域に表示される SOLIDWORKS Resource Monitor のアイコンは、リソースの使用状況によって色が変化します。

  説明
すべてのタイプのリソースが十分に使用可能です。
1 つまたは複数のリソースが少なくなっています。リソースを解放するための操作を行います。
1 つまたは複数のリソースがほぼ完全に消費されています。 操作を続行するとシステムの異常やデータの消失が発生する可能性があるので、リソースを解放するための処置を行う必要があります。 モニタによって通知領域に表示されるメッセージに加え、何らかのコマンドを実行しようとすると、SOLIDWORKS ソフトウェア内にもメッセージが表示されます。

SOLIDWORKS Resource Monitor は、少なくなっているリソースの種類に固有のメッセージを表示します。 メッセージに含まれる指示に従って、リソース問題を解決してください。

たとえば、システム メモリが少なくなった場合は、SOLIDWORKS 以外のプログラムを閉じるか、SOLIDWORKS のドキュメントを閉じます。 使用できる GDI ハンドルの数が少ない場合は、SOLIDWORKS のドキュメントを閉じます。

最新のメッセージを再度表示するには、通知領域の SOLIDWORKS Resource Monitor アイコン(、または )をクリックします。
SOLIDWORKS Resource Monitor には、アイコンとメッセージ以外のユーザー インタフェースはありません。 アイコンをダブルクリックしても、画面には何も表示されません。同様に、メッセージが表示される前にクリックしても、何も表示されません。