オブジェクト操作ツール

オブジェクト操作ツール(Object Manipulation Tools)は、モデルを視覚的に移動、スケール、またはピボット(回転)することが可能な変換マニピュレータを表示します。テクスチャ マッピング モードで使用する投影を操作することもできます。

変換とは、3D でモデルを移動したり、3 つすべての軸を中心に回転することをいいます。変換マニピュレータを使用すると、次の 2 つの方法でオブジェクトを移動できます。ハンドルを使用して 1 次元で移動するか、平面を使用して 2 次元で移動します。

オブジェクト操作ツール(Object Manipulation Tools)にポインタを合わせると、次のツールが表示されます。

Shift キーを押しながらマニピュレータのコントロールを移動したり操作したりすると、スナップ動作が行われます。スナップは、並進の場合はシーンの 25 メートル間隔で、回転の場合は 15 度ずつ、スケールの場合は 25 倍ずつ、ピボット点の操作の場合は境界ボックスの中心、コーナー中点、およびエッジに対して実行されます。
変換マニピュレータを使用するには、次の操作を実行します。
  • 選択ツール(Selection Tool)モデル(Model)モードにある場合、このツールは、視覚的にモデルを変換する場合は変換マニピュレータを表示し、数値でモデルを変換する場合はモデル(Models) タブを表示します。
  • 選択ツール(Selection Tool)外観(Appearance)モードにある場合、このツールは、視覚的にテクスチャをモデルの部品にマッピングするためのテクスチャ マニピュレータと、数値でテクスチャをマッピングするための外観(Appearance) タブを表示します。

動作 説明
モデルの移動 軸を選択し、その軸に沿ってオブジェクトをドラッグして移動します。緑、赤、または青色の平面を使用してオブジェクトをこれらの平面内で移動します。
モデルの回転 軸を中心とするリングを選択し、ドラッグして軸を中心にオブジェクトを回転させます。
モデルのスケール化 赤、緑、または青色の立方体を選択して、オブジェクトをその軸に沿ってスケーリングします。均等にスケーリングする場合は黄色の立方体を使用します。
移動マニピュレータの中央にある黄色の四角形を右クリックしてドラッグすると、選択したオブジェクトがドラッグ先にある他のオブジェクト上に「張り付きます」。たとえば、このフィーチャーを使用して、オブジェクトをテーブル上に配置することができます。選択したオブジェクトのピボット点を基点として使用するため、境界ボックスの下部にピボットを移動することが推奨されます。

変換マニピュレータの使用(Using the Transform Manipulator)を参照してください。

ピボット マニピュレータ

ピボット点は、オブジェクトの回転の中心です。

ピボット マニピュレータは、移動マニピュレータと同様に動作しますが、特に選択したオブジェクトのピボット点を調整します。ピボット点を境界ボックス内の任意の場所に変更できます。ピボット点を境界ボックスのエッジにすばやくスナップするには、 Ctrl キーを押して軸をドラッグします。小さな青い点がビューポートに表示されてモデルに重なり、ピボットをスナップできる場所が示されます。

モデル サーフェス上にモデルのピボット点を配置するには、Ctrl キーを押した状態にします。小さな青い点がビューポートに表示されてモデルの上に重なり、ピボットをスナップできる場所が示されます。

絶対

選択すると、変換はモデルのピボット点にあるワールド軸のコピーを基準にします。

クリアすると、変換はモデルのローカル軸およびピボット点を基準にします。

キーボード ショートカット(Keyboard Shortcuts)

キーボード ショートカットを使えば、変換マニピュレータを使用しなくても、すばやく機能にアクセスできます。 変換マニピュレータのキーボード ショートカット(Keyboard shortcuts for the transform)を参照してください。