コーティング(Coating)パラメータ グループ

コーティング(Coating)グループには、外観の上に追加するクリアコート(Clearcoat)層を定義するためのパラメータが用意されています。クリアコート(Clearcoat)は、サーフェスの上に仕上げ層を形成する光沢のある透明なコーティングです。一般に木材と塗装に適用します。

クリアコート(Clearcoat)

名前(Name) クリアコート(Clearcoat)
タイプ 小数(D)
範囲 [0..1]
使用法 均一値またはグレースケール テクスチャ
説明 このパラメータは、クリアコート(Clearcoat)の量を指定します。値を 0 にすると、効果は無効になります。
テクスチャの例

クリアコート粗さ(Clearcoat Roughness)

名前(Name) クリアコート粗さ(Clearcoat Roughness)
タイプ 小数(D)
範囲 [0..1]
使用法 均一値またはグレースケール テクスチャ
説明 クリアコート粗さ(Clearcoat Roughness)では、0 から 1 までのスケールでクリアコート(Clearcoat)層の粗さのレベルを決定します。0 は光沢があり、1 は非常に粗いです。

推奨事項:このパラメータは 0 から 1 の間の任意の値をサポートしますが、0 または非常に小さい値を指定してください。

テクスチャの例

クリアコート法線

名前(Name) クリアコート法線(Clearcoat Normal)
タイプ 3D ベクトル
範囲 X: [0..1], Y: [0..1], Z: [0..1]
使用法 法線(Normal)テクスチャのみ(DirectX 規則)
説明 クリアコート(Clearcoat)フィーチャーには、クリアコート法線(Clearcoat Normal)として区別される法線(Normal)パラメータが含まれています。これは、ベース(Base)グループの法線(Normal)パラメータと同じように機能します。

法線(Normal)テクスチャには、DirectX と OpenGL の 2 つの標準フォーマットがあります。どちらも機能は同じで、緑チャンネルのみが反転されます。SOLIDWORKS Visualize および SOLIDWORKS は両方とも、DirectX 法線テクスチャ規則に従います。一方、OpenGL テクスチャを使用した場合は、影が正しく表示されずに 90 度回転します。

テクスチャの例