SOLIDWORKS タスク スケジューラの 3DEXPERIENCE 遷移タスク

3DEXPERIENCE 遷移タスクを作成するには:

1. SOLIDWORKS タスク スケジューラで、3DEXPERIENCE 遷移（3DEXPERIENCE Transition）をクリックします。
2. タスク タイトル（Task title）で、タスクの名前を作成します。
3. タスク ファイルまたはフォルダ（Task files or folders）で、次のいずれかを実行して更新するコンテンツを選択します。
   • タスク ファイルまたはフォルダ（Task Files or Folders）に追加するファイルまたはフォルダを参照します。
   • タスク ファイルまたはフォルダ（Task Files or Folders）に追加するコンテンツを指定する .csv ファイルをインポートします。
     .csv ファイルの形式は、 path,filename です。たとえば、clamp.sldprt と bracket.sldrpt を追加するには、次のように入力します。

     • "C:\Users\Public\Documents\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS 2025\samples\tutorial\assemblymates","clamp.sldprt"
     • "C:\Users\Public\Documents\SOLIDWORKS\SOLIDWORKS 2025\samples\tutorial\assemblymates","bracket.sldprt"
4. タスクを直ちに実行するか、スケジュールするか選択します（タスクのスケジュール を参照）。
5. 次へ（Next）をクリックします。
6. オプション（Options）ダイアログ ボックスで、オプションを指定します。

   オプション	説明
   コンフィギュレーション オプション（Configuration option）	アクティブなコンフィギュレーションのみ保存するか、保存する前にすべてのコンフィギュレーションをアクティブにします。 保存する前にすべてのコンフィギュレーションをアクティブにすると、タスクの時間が大幅に長くなる可能性があります。
   3DEXPERIENCE 互換性（3DEXPERIENCE Compatibility）	3DEXPERIENCE platform との互換性のため SOLIDWORKS コンテンツを更新します。3DEXPERIENCE 互換性（3DEXPERIENCE Compatibility）と3DEXPERIENCE Integration オプションを参照してください。
   ファイル アップグレード設定（File Upgrade Settings）	ユーザー定義プロパティをアップグレードします。 すべてのコンフィギュレーションに再構築マークを追加します。 すべてのコンフィギュレーションに表示データ マークを追加します。 3DEXPERIENCE 互換性（3DEXPERIENCE Compatibility）を選択した場合、すべてのコンフィギュレーションに表示データ マークを追加（Add display data mark to all configurations）は使用できません。
   バックアップ ファイル（Backup Files）	更新されたファイルをバック アップする場所を指定します。

7. マクロを実行するには、3DEXPERIENCE 遷移タスクでのマクロの実行 を参照してください。
8. 完了（Finish）をクリックします。

タスクをスケジュールするには:

1. タスク スケジュールで、以下を設定します:

   オプション	説明
   実行モード	タスクを実行する頻度。 一度、毎日、毎週、毎月から選択します。
   開始時間	タスクの開始時刻。
   開始日	タスクの開始日。

2. オプション（Options）をクリックして、バックアップの場所を指定します。
3. 詳細設定（Advanced）をクリックし、ワーキング フォルダ、 タイムアウト設定、その他のオプションを変更します。
4. 完了（Finish）をクリックします。

   タスクとそのタイトル、スケジュールされた時間、スケジュールされた日付、状態がタスク パネルに表示されます。タスクの状態はスケジュール（Scheduled）になっています。

3DEXPERIENCE 遷移タスクでマクロを実行するには：

1. 3DEXPERIENCE 遷移タスクで、マクロを実行するファイルを選択します。3DEXPERIENCE 遷移タスクの作成 を参照してください。
   1. 次へ（Next）をクリックします。
2. オプション（Options） ダイアログ ボックスのカスタムアクション（Custom Actions）で、マクロを実行（Run macro）を選択します。
3. SOLIDWORKS マクロ（.swp）を参照します。
4. 完了（Finish）をクリックします。

   マクロがタスク スケジューラに、タスクに設定したタイトル付きで表示されます。

サンプル SOLIDWORKS マクロ

この機能をテストするため、次のテキストを SOLIDWORKS マクロ（.swp）に貼り付けることができます。

Dim swApp As SldWorks.SldWorks
Dim swModel As SldWorks.ModelDoc2
Dim config As SldWorks.Configuration
Dim cusPropMgr As SldWorks.CustomPropertyManager
Dim lRetVal As Long
Dim boolstatus As Boolean
Dim longstatus As Long, longwarnings As Long

Sub main()

  Set swApp = Application.SldWorks
  Set swModel = swApp.ActiveDoc

  If swModel Is Nothing Then
      ' If no model is currently loaded, then exit
          Exit Sub
  End If
  If (swModel.GetType <> swDocDRAWING) Then

      ' Add a Configuration Property named "Hello" to the active configuration for a Part or Assembly
 
      Set config = swModel.GetActiveConfiguration
      Set cusPropMgr = config.CustomPropertyManager

      lRetVal = cusPropMgr.Add3("Hello",
swCustomInfoType_e.swCustomInfoText, "Hello World",
swCustomPropertyAddOption_e.swCustomPropertyDeleteAndAdd)

   Else

      ' Add a Property named "Hello" for a Drawing

      Set cusPropMgr = swModel.Extension.CustomPropertyManager("")
      lRetVal = cusPropMgr.Add3("Hello",
swCustomInfoType_e.swCustomInfoText, "Hello World",
swCustomPropertyAddOption_e.swCustomPropertyDeleteAndAdd)

  End If

End Sub