Workgroup PDM アプリケーションは、SOLIDWORKS 環境内で、あるいはスタンドアロン アプリケーションとして SOLIDWORKS Explorer 内で動作する、製品データ管理ソフトウェアです。 Workgroup PDMは、プロジェクトのチェックアウト/チェックイン/リビジョン管理の手順、またその他の管理作業をコントロールします。
下記は Workgroup PDM を図解したものです:
- 1つのコンピュータで使用できるボルトは1つだけです。
- Vault(ボルト)ディレクトリに非表示や読み取り専用のディレクトリは使用できません。
- クライアント/サーバー アプリケーションとして、Workgroup PDM のパフォーマンスは、強力なネットワーク環境に依存します。
- 多数のドキュメントを維持する必要がある場合は、少数のプロジェクト(各プロジェクトに属するドキュメント数が多い)で維持するのではなく、プロジェクトやサブプロジェクトの数を増やす(各プロジェクトに属するドキュメント数が少ない)とパフォーマンスが改善されます。
サポート終了のお知らせ
SOLIDWORKS Workgroup PDM のサポートは、SOLIDWORKS 2017 の後に終了いたします。SOLIDWORKS Workgroup PDM を既にご使用のお客様はインストールを続行できますが、ファイル ボルトを SOLIDWORKS PDM Server に移行する計画を開始する必要があります。
インストレーション(Installation)
- Clients と VaultAdmin、API と Viewer は、Vault(ボルト)が存在するコンピュータにインストールすることも、また別のコンピュータにインストールすることもできます。
- クライアント API をインストールする際、Workgroup PDM Server をインストールする必要はありません。 Workgroup PDM Client をインストールする際、クライアント API もインストールされるようになりました。
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ボルト フォルダをリモート位置に設定するには、サーバー先を指定する時に、UNC(一般的な命名規則)に従ったパス名全体を入力します。 (詳細は UNCフォーマット(UNC Format) を参照してください。)
- ボルトのインストールや更新には、コンピュータを再起動させる必要があります。
- 再起動後、Workgroup PDM Serverサービスが自動的に実行されない場合は、マニュアルで開始させる必要があります。 Windows Explorer で、ドライブ文字:\SOLIDWORKS Workgroup PDM\Vault フォルダの pdmwvault.exe を実行します。
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Workgroup PDM クライアントをインストールする場合、各コンピュータに solidworksexplorer.exe をインストールする必要があります。 この実行ファイルは、共有ドライブから実行できます。 Workgroup PDMのVault(ボルト)、Viewer(ビューア)、API Client(APIクライアント)、VaultAdmin(ボルト アドミン)は、各クライアント コンピュータにはインストールされません。
Windows 8 を実行している場合、スタート や コントロール パネル へのアクセスなどのタスクについては、Microsoft Windows 8 で SOLIDWORKS を使用する際のヒントを参照してください。 これらのステップは、システムでの Windows 8 の構成方法によって異なります。 追加の手順およびオプションについては、Microsoft Windows のドキュメントを参照してください。
ライセンス(Licenses)
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Workgroup PDM API のライセンスは SOLIDWORKS クライアントと Explorer クライアントのライセンスに含まれています。 Check-in APIs(チェックインAPI)にはクライアント ライセンスが必要です。
- Viewer を有効にするには、Workgroup PDM Viewer のライセンスをボルトと共にインストールする必要があります。
権限(Permissions)
- ボルト アドミン管理者には、インストレーションとボルト フォルダーへの書き込み許可を与えてください。
- ボルト アドミン管理者は、ボルト フォルダを VaultAdmin から(Windows エクスプローラからではありません)管理してください。
- ユーザーには、Windows エクスプローラでボルト フォルダーへの書き込み許可を与えないでください。
セキュリティ、ポート、デュプレックス設定(Security, Ports, and Duplex Settings)
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他のアプリケーションによってサービスをブロックまたはフィルターされないように、Workgroup PDMは必ずWindowsサービスとしてインストールしてください。 たとえば、Microsoft AntiSpyware などのスパイウェア対策ツールによって、インストレーション過程でユーザーの承諾を求める警告メッセージがプロンプト表示されたら、許可する (Allow)をクリックし、Workgroup PDM Server を Windows のサービスとしてインストールしてください。
- Workgroup PDM をファイアウォールがアクティブに設定されたコンピュータにインストールした場合、ファイアウォールの Workgroup PDM ポートが例外として実行されるように設定する必要があります。
通常、ポートは次のようになります。
- 20000(VaultAdmin)
- 30000(Data)
- 40000(Request)
- 80(Viewer)
ポート設定を変更する方法の詳細については、SolidWorks ExplorerのWorkgroup PDM、SOLIDWORKS Explorer ヘルプおよび Microsoft Windows ヘルプのセキュリティ センター SOLIDWORKS を参照してください。 Workgroup PDM Vault と Viewer を同時にインストールするには、カスタム ダイアログ ボックスの カスタム オプションを使用します。
- サーバーと対応するポートにおけるデュプレックス設定(二重の設定)は、一致する必要があります(たとえば、両方が 100MB全二重通信 (100MB Full)、または 自動検出 (Auto)であるなど)。
SOLIDWORKS Toolbox ドキュメント
SOLIDWORKS Toolbox ドキュメントは、ほとんどの場合、リビジョン コントロールを必要とせず、Workgroup PDM Vault にチェックインされない共有構成部品です。 SOLIDWORKS Toolbox やその他の標準ライブラリのコンフィギュレーションに関する詳細は Workgroup PDM オンライン ヘルプを参照してください。