部品表の概要(Bill of Materials Overview)

図面では Excel ベースの部品表、またはテーブルベースの部品表を含むことができますが、両方を使用することはできません。

アセンブリの図面に部品表(BOM)を挿入できます。テーブル ベースの部品表は直接アセンブリ/部品に挿入できます。アセンブリの構成部品を追加/削除した場合、 ツール (Tools) > オプション (Options) > ドキュメント プロパティ (Document Properties) > テーブル (Tables) > 部品表 (Bill of Materials) 部品表の自動更新 (Automatic update of BOM) が選択されている限り、変更が部品表にも自動的に反映されます。部品表に影響を与える変更には、構成部品の追加、削除、置き換え、構成部品名やユーザー定義プロパティの変更などがあります。

  • 部品表の自動更新 を選択しない場合は、部品表を更新するために、いったん部品表を削除し、あらためて挿入しなければなりません。
    図面に Excel ベースの部品表を追加するには、Microsoft Excel がインストールされていなければなりません。 サポートされる Microsoft Excel に関する情報は SOLIDWORKS System Requirements (必要なシステム要件)を参照してください。
  • すべてのフィールド(アイテム番号 以外)が同じ場合にだけ、部品表の行が統合されるようになりました。 ただし、SOLIDWORKS 2000 よりも前のリリース バージョンで作成した部品表の図面では、行が統合されるように自動的に更新されません。
  • 部品名(PART NO.)列を削除することはできません。
  • アセンブリ内の部品にラベル付けするバルーンまたは積重ねバルーンを挿入し、部品表の部品番号に関連付けることができます。
  • SOLIDWORKS では、いくつかの部品表のテンプレートが以下のディレクトリに格納されています。 ドライブ文字:\Program Files\SOLIDWORKS Corp\SOLIDWORKS\lang\language
  • 寸法値や質量特性のパラメータを部品ドキュメントのユーザー定義プロパティの値に埋め込むことができます。さらに、ユーザー定義プロパティを部品表へ含ませることができます。部品の寸法、または質量特性が変更されると部品表は自動的に更新されます。