合致: FAQ(よくある質問と回答)

合致の管理(Managing Mates)

  1. 何故、不要な寸法、または距離合致を持つことができないのでしょうか？
  2. 合致を設定する上で、最適な方法はありますか？
  3. 構成部品の合致関係を表示する方法はありますか？
  4. 不要な合致を設定してしまった場合、どうすればよいですか？
  5. もし合致の組み合わせがエラーを起こしたり、あるいは部品を想定外の方法で動かすなら何をしますか？
  6. 合致を加えても、部品が期待通りに移動しません。何故ですか?
  7. 構成部品をドラッグしても動きません。何故ですか?
  8. 拘束を適用する順序は重要ですか？
  9. 合致を使用して、部品を一時的に配置することはできますか？

合致の変更、削除、抑制

  1. 合致はどのようにして変更するのですか？
  2. 合致を削除、または抑制できますか？

合致エラーの記号

  1. アセンブリは間違っていないと思うのですが、多くの黄色のエラーが発生しています。何故ですか?何をすればよいですか？
  2. 赤と黄色のエラーの違いは何ですか？
  3. FeatureManagerデザインツリーの構成部品のプレフィックス、(+)と(?)の違いは何ですか？

合致エラー（Mate Errors）

  1. 合致を追加した後にエラーメッセージが表示されました。どのように合致エラーを直せばよいですか。
  2. 追加したい合致、または合致アイコンが利用できません。何故ですか?
  3. 不必要な合致を持っているとき、どの合致と重複しているか知る方法はありますか？
  4. 重複表示状態の削除を行うことができますか？
  5. 合致の角度が方向を反転します。これを防ぐことはできますか？
  6. ミラーの再に合致に問題が起きます。何をすればよいですか？

答え(Answers)：合致の管理(Managing Mates)

  1. なぜ重複寸法、または距離合致を持つことができないのはなぜでしょうか？
    ソフトウェアは寸法をパラメトリックな、変更できるエンティティとして扱います。 すでに拘束や合致により定義されたエンティティに寸法を追加した場合、寸法の編集によってその拘束や合致に違反することになります。 例:
    完全定義のスケッチ。
    冗長な垂直拘束を追加します。スケッチは完全定義のままです。
    スケッチは完全定義のままです。スケッチは重複定義となります。

    後から寸法を 90 度以外に変更すると拘束と矛盾します。この潜在的な矛盾を避けるために、ソフトウェアは、寸法を削除するか、従動寸法とするか、寸法を削除するよう要求し、スケッチを重複定義します。

    また、冗長な拘束が存在する際に矛盾を解決することはより困難です。垂直な拘束と隣接した水平、あるいは垂直の拘束を削除しなければならないでしょう。SketchXpert 機能はすべての可能な解決策を示します。

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  2. 合致を設定する上で、最適な方法はありますか？
    最良の策... このテクニックを使ってください...
    安定とパフォーマンス 最適のパフォーマンスのために共通の構成部品に構成部品を合致します。

    安定 設計意図が許すなら、面同士の合致を使用してください。面同士の合致はより安定していて予測が可能です。
    パフォーマンス サブアセンブリをトップレベルの合致の数を制限するために使ってください。 アセンブリを再構築するときはいつでも、アプリケーションはすべてのトップレベルの合致を解決します。

    パフォーマンス評価（Performance Evaluation） （ツール ツールバー）をアセンブリの詳細情報を表示するために使ってください。
    合致を加えるときの効率
    • もしモデルが定期的に置き換える必要がある類似の構成部品を使うなら、合致参照を使ってください。 合致参照 (参照ジオメトリ ツールバー) をクリックして、そして合致をセットしてください。
    • スマート合致を使用します。

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  3. 構成部品の合致関係を表示する方法はありますか？
    アセンブリの FeatureManager デザイン ツリーで、次のいずれかを実行します:
    • 構成部品を右クリックし、 合致の表示（View Mates）を選択します。
    • アセンブリ フィーチャーを右クリックし、ツリー表示 (Tree Display) > 合致と依存関係を表示 (View Mates and dependencies) を選択します。 合致を見るために構成部品を拡張してください。

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  4. 不要な合致を設定してしまった場合、どうすればよいですか？
    これらのテクニックを使ってください：
    • まだ合致 PropertyManager を閉じていない場合は、取り消し をクリックします。
    • 合致を抑制します。FeatureManager デザインツリーで合致を右クリックし、プロパティ（Properties ）を選択し、抑制（Suppressed）します。
    • MateXpert を合致問題を診断して、そして解決するために使ってください。 ツール (Tools) > 評価（Evaluate） > MateXpertをクリックします。
    • 合致の整列状態 PropertyManager の 合致 で、標準合致 をチェックします。

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  5. もし合致の組み合わせがエラーを起こしたり、あるいは部品を想定外の方法で動かすなら何をしますか？
    これらのテクニックを使ってください：
    • 矛盾した合致が存在するかもしれません。 MateXpertで矛盾する合致を調べ、矛盾する合致の一方を削除または編集して下さい。 ツール (Tools) > 評価（Evaluate） > MateXpert をクリックします。
    • 合致の整列状態が適切でない可能性があります。 合致を編集し、合致PropertyManager の 標準合致 で、合致の整列状態 の 整列 または (Aligned) をクリックします。
    • MateXpert を合致問題を診断して、そして解決するために使ってください。 ツール (Tools) > 評価（Evaluate） > MateXpertをクリックします。
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  6. 合致を追加しても、部品が予期したとおりに移動しません。なぜですか？ 何故ですか?

    サーフェスに合致をつける場合、サーフェスの仮想的な延長上に合致をつけることは有効な解決策です。 構成部品は期待通りに移動しない場合もあります。

    合致を達成するためには、構成部品を正しい位置のできるだけ近くまで移動させておきます。

    このアセンブリで、てこのエッジを半円筒の上に配置しようとした場合
    元の位置 望まれる位置
     
    合致をつけるエンティティを選択。 合致適用後の位置。 てこはなぜこの位置に移動するのでしょう？
    てこは、赤で表示されるサーフェスの仮想延長上に合致します。
     
    必要とする位置に近いところまでてこを移動してから合致を適用します。 てこは正しい位置に合致します。

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  7. 構成部品をドラッグしても動きません。 何故ですか?
    以下をチェックしてください：
    • 部品に動きを制限する合致がないか確認してください。部品が完全定義されていればツールチップが表示されます。
    • 部品が固定されていないか確認してください。部品が固定されていれば、ピックした位置にツールチップが表示されます。
    • 別の場所から部品をドラッグします。
    • 設定が正しくない可能性がありますので合致をチェックします。
    • 機構のために、異なる部品をドラッグしてください。
    • ドラッグにより部品を動かせない場合があります。部品を動かすために合致を追加します。

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  8. 拘束を適用する順序は重要ですか？

    いいえ。

    任意の順番で拘束を適用することが可能です。

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  9. 合致を使用して、部品を一時的に配置することはできますか？

    Yes

    合致 PropertyManager の オプション で、位置付けのみに使用 を選択します。 構成部品は合致によって定義された位置に移動しますが、合致は FeatureManager デザイン ツリーに追加されません。 ドラッグしたり他の拘束をつけて構成部品をその位置から移動させることが可能です。

    このオプションは実際には合致をモデルに適用しないので、潜在的な合致エラーを避けることができます。

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答え(Answers)：合致の変更、削除、抑制

  1. 合致をどのようにして変更するのですか？
    1. FeatureManager デザイン ツリーで合致（Mates）フォルダを展開します。
    2. 1 つ、または複数の合致を右クリックし、フィーチャー編集（Edit Feature）を選択します。
    3. PropertyManagerでオプションを編集し、をクリックします。

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  2. 合致を削除、または抑制できますか？

    Yes

    FeatureManager デザイン ツリーで 合致フォルダの合致を右クリックし、削除または抑制をクリックします。

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答え(Answers)：合致エラーの記号

  1. アセンブリは間違っていないと思うのですが、多くの黄色のエラーが発生しています。 何故ですか? 何をすればよいですか?

    赤いエラーが存在しない場合は、黄色い エラーは通常、冗長な距離合致を示します。 黄色いエラーは、構成部品を固定した場合にも発生する場合があります。 MateXpertを使用して問題を診断士、冗長な合致を削除してください。

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  2. 赤と黄色のエラーの違いは何ですか？

    赤 = 合致が違反しています。 部品は合致によって指定された位置にありません。 他の原因としては、エンティティ（面、エッジ、平面等）がモデル上に存在しないために、合致が未解決になっていることが考えられます。 赤いエラーを最初に調べてください。

    黄色 = 合致は満たされています。しかし、（通常は赤く表示される）別の合致がこの合致に違反する方向に部品を動かそうとしています。 他の原因としては、アセンブリ内で他の合致に冗長な距離合致である場合が考えられます。

    例:

    左と右の構成部品は固定されています。青い構成部品は非固定です。一致合致 (Coincident1) は、グレーのブロックと青いブロックの間にあります。

    青いブロックとオレンジのブロックの間に別の一致合致 (Coincident2) を追加した場合:

    この合致で要求されるように部品を移動することはできないため、Coincident2には赤い 合致エラーが表示されます。

    赤い 合致エラーはグレーと青の構成部品を移動しようとし、Coincident1 に違反するため、Coincident1 には黄色 の合致エラーが表示されます。

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  3. FeatureManagerデザインツリーの構成部品のプレフィックス、(+)と(?)の違いは何ですか？

    (+) = 重複定義

    矛盾する（コンフリクト）または冗長な重複定義された合致が存在します。問題となる合致は削除するか、編集してください。重複定義の合致関係は、重複定義となった時点で解決していくことを推奨します。

    (?) = 未解決

    SOLIDWORKS ソフトウェアは合致関係を解決することができません。 合致を削除するか、構成部品を位置の近くに移動させるか、合致を追加するか、合致の方法を変更することを考慮してください。

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答え(Answers)：合致エラー（Mate Errors）

  1. 合致を追加した後にエラーメッセージが表示されました。 どのように合致エラーを直せばよいですか。

    修正はエラーのタイプによって異なります。 目次の「合致」セクションで検索を使用して、合致エラーの特定のタイプに関するヘルプ トピックを探します。 ツール（MateXpert、合致の吹き出し、および合致エラー表示（View Mate Errors）に関する情報を利用できます。 これらのトピックは、合致の問題を特定および解決するのに役立ちます。

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  2. 追加したい合致、または合致アイコンが利用できません。何故ですか?

    現在選択されているものに適用できる合致のみが利用可能です。例えば、平面に同心円の合致を作成することはできません。

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  3. 合致が重複しているとき、どの合致と重複しているかを知る方法はありますか?

    MateXpert を不必要な合致を認識するために使ってください。

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  4. 重複表示状態の削除を行うことができますか？

    いいえ。

    すべての重複表示状態を削除できるわけではありません。MateXpert を不必要な合致を認識するために使ってください。

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  5. 合致の角度が反転します。 これを防ぐことはできますか?

    正確に合致が設定されている場合、この問題が起きることはありません。 正確に設計意図を定義しているか確認するために、合致の設定をチェックしてください。 目次の「合致」セクションで検索を使用して、合致の作成時に使用する最適な作業方法に関するヘルプ トピックを探します。 問題が解決しない場合は、テクニカルサポートに報告してください。

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  6. ミラーリングの際に合致に問題が起きます。 何をすればよいですか?

    ミラー構成部品PropertyManager を使用して、構成部品間の合致関係が保持された、ミラーされたアセンブリ構成部品を作成します。 MirrorComponent フィーチャーでは、ミラー構成部品はミラー平面を基準にシード構成部品に対して反対側に配置されます。 その他にミラー構成部品を拘束するための合致関係は必要ありません。

    ミラー構成部品に異なる合致を適用する場合は、MirrorComponent フィーチャーを右クリックし、ミラー構成部品フィーチャー解体をクリックします。構成部品を移動および回転したり、合致を適用したりできます。

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