参照を持つファイルのコピー(Copying Files With References)
元のファイルと無関係な２番目の例を作成するために、親ファイルをそのすべての参照と一緒にコピーすることができます。 例えば、新しい製品の基として使うアセンブリファイルをコピーすることができます。 参照を持つファイルをコピーすることは、関連した部品と図面を再び作ることなしに、再利用できるようにします。
部品またはアセンブリをコピー、移動、または名前変更すると、Enterprise PDMはファイルのチェックイン時に新しい相対位置を記録します。 これは、アセンブリ、サブアセンブリ、図面、または、部品間に参照を適用します。
参照と共にファイルをコピーするためには：
親ファイルを右クリックし、ツリーのコピー（CopyTree）をクリックします。
ダイアログ ボックスで、参照(Browse) をクリックしコピー先フォルダを選択します。
ファイルをコピーする方法のオプションを選択します：
ファイルをフォルダにコピー. すべての参照ファイルをコピー先フォルダ(Destination folder)にてコピーします。
ファイルを圧縮アーカイブにコピー（Copy files to compressed archive）: すべての参照ファイルをコピー先フォルダ(Destination folder) に圧縮アーカイブとしてコピーします。 SolidWorks Enterprise PDM 設定で指定された圧縮ツールが使われます。 もし圧縮ツールが指定されないなら、Windows圧縮アーカイブが作成されます。
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コピーされたファイルの名前を変更するには変換（Transform）をクリックし、次のコマンドをクリックします:
ファイル名にプレフィックス（接頭辞）を追加するには、プレフィックスを追加（Add prefix）をクリックし、接頭辞を入力します。
ファイル名にサフィックス（接尾語）を追加するには、サフィックスを追加（Add suffix）をクリックし、接尾語を入力します。
ファイルやフォルダ名の文字列を置き換えるには、置き換え（Replace）をクリックします。 置き換えダイアログ ボックスの検索する文字列（Find what）に置き換える文字列を入力します。 置換後の文字列（Replace with）に置き換え後の文字列を入力します。 ファイル名やフォルダ名の文字列を置き換えるには、ファイル名（File names）あるいはフォルダ（Folders）を選択するか、両方を選択します。
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ファイル名にシリアル番号を使用するにはシリアル番号に名前変更（Rename with Serial Number）をクリックします。 シリアル番号に名前変更ダイアログ ボックスのシリアル番号（Serial Number）でシリアル番号を選択するか、<名前変更しない>（<Do Not Rename>）をクリックします。 各ファイル タイプに異なるシリアル番号を選択できます。 SolidWorks アドインでシリアル番号がファイル タイプに関連付られている場合は（SolidWorks Enterprise PDM アドイン オプション 参照）、そのシリアル番号がデフォルトで選択されます。
注記: 図面にモデルのファイル名を付ける（Name drawings after their models）が選択されている場合、図面の名前にシリアル番号を使用するオプションは、そうすることで図面名が関連付けられているモデルと一致しない場合は無視されます。
ファイル リストでファイル名を右クリックし、シリアル番号に名前変更（Rename with Serial Number）を選択することもできます。 すべての選択ファイルに SolidWorks アドインで定義されているシリアル番号が指定されている場合、そのシリアル番号は太字で表示され、リストの一番最初に表示されます。
変換（Transform）をクリックする前に1つあるいはいくつかのファイルが選択されている場合、すべてにおいて変換を行うには次に適用（Apply to）で次のいずれかを選択します:
シリアル番号に名前変更（Rename with Serial Number）以外の変換は累積的に設定されます。 例えば、プレフィックスとサフィックスの両方を追加できます。
変換の設定が希望通りであることを確認するには、ファイル リストのターゲットのパス（Target path）を表示します。
指定した変換を解除するには、すべてリセット（Reset all）をクリックします。
残りのオプションを設定します：
相対パスを保持(Preserve relative paths): 参照パスをコピーした親ファイルに対して相対に保持し、必要に応じてフォルダ構成を作成します。 相対パスを保持(Preserve relative paths)を選択解除すると、フォルダ階層がフラットになり、すべての参照ファイルが親と同じファイルにコピーされます。 この設定の影響を表示するには参照ファイルのリストでターゲットのパス（Target path）を表示します。
カードでシリアル番号を再生成(Regenerate serial number in cards): もしデータカードでシリアルナンバーが使われているなら、連続で次のナンバーを割り当てます。 シリアル番号に名前変更（Rename with Serial Number）の変換には、ファイル名の指定に使用したシリアル番号がデータカードでも使用されます。
図面を含める(Include drawings): 表示（Shows）ですべての関連する図面ファイル（.slddrw、.idw、.dwg ファイル）をファイル リストに表示し、参照ツリーをコピーする際に追加できるようにします。
図面にモデルのファイル名を付ける（Name drawings after their models）: 図面ファイル名が関連付けられたアセンブリ、あるいは部品のファイル名と一致するようにします。
使用する参照のバージョンを選択します:
コメントをつけてファイルをチェックイン（Check in files with comment）: コピーされたファイルをボルトにチェックインします。 オプションでチェックインのコメントを入力します。
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ファイル リストのコピー（Copy）でコピーする参照を選択します。
デフォルトで Toolbox 部品への参照は選択されず、その他のすべての参照は選択されます。
コピー(Copy)をクリックしてください。
新たにコピーされた部品は新しいバージョンの履歴で始まります。